今回は”東洋医学から考える産前産後の体調と整体ツボ療法”について書きますね。
響hibikiには産前産後のお客様も適度に来店されます。
妊娠初期から後期にかけて身体のバランスを良好に保つために来店されます。
産後は開いてしまった骨盤矯正を始め目には見えないエネルギーの消耗で
体調不良を起こす方等様々です。
精子と卵子が結合して妊娠をして10か月間お腹の中で成長する赤ちゃんは
お父さんとお母さんの元気のエネルギーと栄養を十二分に蓄えて準備をしてから
出生します。
この元気のエネルギーは正確にはお父さんとお母さんの”腎のエネルギー”
すなわち精のエネルギーとして生まれつき両親から受け継ぐ生涯身体の中に蓄えて
元気の源となるものです。
妊娠中はお母さんのお腹の中に居ますのでお母さんのエネルギーを吸収します。
このお母さんの元気なエネルギーはお母さんのご両親から受け継いだ
先天の気である腎のエネルギーなのです。
腎のエネルギーは先祖から受け継がれているものなのです。
この期間中にお母さんが栄養不足だった場合は虚弱な赤ちゃんが生まれる事も
当然あり得る訳です。
栄養が豊富で精のエネルギーも十分備わったお母さんのお腹で育った赤ちゃんは
元気な状態で生まれて来るものです。
お母さんの栄養やエネルギーを十二分に吸収しないと赤ちゃんが自分の力で産道を
潜り抜けて出てくる力が足りなくなるので一生懸命エネルギーをお腹の中で確保する
のです。
めでたく生まれてきた赤ちゃんはこれから未来に向けて長い時間元気に育つ事でしょう。
その代りお母さんは自分の子供が元気に育つためのエネルギーを分け与えてしまったために
身体が弱ってしまう事が十分あり得るのです。
その結果腎は耳や生殖器そして骨や髪の毛と繋がっているので老化現象として
足腰が怠くなったり髪の毛が抜けたり歯が脆くなったり又は耳鳴りや失禁を起こす事が
有るのです。
気血循環やホルモンバランス等も不調になり上半身はのぼせ下半身は冷たく冷える事等も
あり得ます。
腎と膀胱は陰陽の関係でヒントとして男と女、天と地、水と油等の関係になります。
腎は身体の水を司る働きをするので排尿困難やむくみそして膀胱炎等にも注意が必要なのです。
東洋医学の考えでは五臓六腑の一つである腎の不調と考え車に例えると残り僅かな
ガソリンに水を混ぜて何とか走らしているスタミナ切れ状態と同じなのです。
いずれガス欠で止まってしまわないようにお母さん自身が産後の休養を始め栄養補給を
十分に摂る養生が必要となるのです。
お母さんのご両親から受け継いだ先天の気である腎のパワーを養生するにはどうすれば良いのでしょうか?
先天の気である腎に対し後天の気は脾(胃)となります。
後天の気は食べ物から確保をするので質の良い食事を摂る事が大切でしょう。
旬の食材が好ましく季節外れの物は避けるべきです。
腎は腰の部分に有り冬が一番都合の良い臓となりますが寒さを嫌うので入浴やカイロ等で
腰や下半身を温めたり腰や下腹部を適度な圧で指圧したりするセルフケアーなら毎日続けられると思います。
季節がら栗や豚肉そして豆類等を適度に食べると腎を養生します。
腎の嫌う行動でなるべく避けるべき行動に寒い屋外で長時間立ち続ける事やビックリする
怖い映画等を観ない事です。
寒邪と言う邪気に侵される事で陽気である身体の温煦作用が抑制されてしまうからです。
また恐れたり驚いたりする事による感情やストレス等も同じです。
気力体力が十分と思っていてもこれらの行動が度を超すと腎が痛み老化が進んでしまう
事が考えられます。
顕著に表れやすいものですと塩辛い物が食べたくなったりちょっとした事で怯えやすく
なったりする事です。
十分な休養と栄養の確保は当然ですが響hibikiでは閉じかけている骨盤を元の場所に戻しつつ
腎のパワーを復活させる整体ツボ療法も用意しています。
元の体型に戻しながら育児に専念出来て徐々に社会復帰が出来る様にお手伝いをしています。
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