11月6~7日、今年も夫の兄弟とその連れ合いで、兄弟会がありました。
第1回が平成元年でしたから、今年は26回目になります。
第1回目は浜名湖の舘山寺温泉でした。
翌日には掛川の『つま恋』にいき、貸自転車で広大な園内を走り回り、
芝生の上で子供にかえってボール遊びに興じました。
あの頃は若かった・・・皆元気溌剌だった・・・そして何よりも全員そろっていました。
あれから2人の義兄が逝ってしまい、最近は残った者からも 足腰に
自信がないと、遠出の旅行には NOがでます。
今回も近場の焼津で 温泉とおいしいお料理を楽しみながらの
おしゃべり会となりました。
ボケ防止にと 義姉が作ってきた『数独』や 百円ショップの景品で
ビンゴゲームがもりあがり 後はお決まりの日頃の健康法に
飲んでるサプリの話 良きエンディングにしたいね・・・です。
テーブルにビール瓶が乱立し、飲んで、笑って、歌っての昔から、
今は穏やかに、和やかに 温かく時間が流れ 仲の良い兄弟である幸せを
かみしめています。
翌日は世界遺産の三保の松原へ。
残念ながら 富士山は顔を出さず、すぐ近くの東海大学海洋科学博物館に
まわりました。
大パノラマの海洋水槽に泳ぐ美しい魚たちに うっとりしながらも、
200~1000mに住む深海魚りゅうぐうのつかいの姿(標本)には、
ビクッ としてしまいました。
体長は最大5.5mほど。 下の図のように 腹びれは長く
頭のひれは破損していましたが 赤いひれと言うからなんだか不気味です。
腹びれの長いオール状のところで、えさを感知するのだそうです。
これは標本ですが、1989年静岡市清水区由比沖で 2個体同時に
定置網にかかったそうで、体長5.2mと4.9m。
人魚のモデルとも言われるようですが、、童話の中の人魚のかわいさからは
はるかに遠い!遠い!
北海道南部以南に生息しているようですが、 時折 りゅうぐうのつかいが
打ち上げられたニュースを聞きます。 深海で何が起こっているのか・・・
そんな時はちょっと不安になったりしますね。