かたつむりのように

のんびり、ゆっくり、ゆっくり、・・・歩いていこう
時には アンテナをたてて・・・

GIMPを使って お祝いカードをつくりました

2016年10月14日 19時55分21秒 | 日記

先日は 温泉に一泊し 兄妹その子供たちで

兄の傘寿のお祝いをしました。

私の孫が三角帽子と金メダルを手作りしてきて、兄にかぶせたり首にかけたり・・・

兄はとろけそうな笑顔で 体中喜びに溢れていました。

 

兄は定年後 日本にやってくる留学生達の生活上の困りごとの相談など

諸々のお世話をし、家に招いてはお互いの国の料理を囲んだりして

留学生達からは日本のパパとよばれています。

ほんのちぃちゃな国際交流を楽しみながら頑張ってきました。

 

語学も留学生達との意思疎通のためいろいろかじり

 お祝いの会では、カラオケで英語でマイウェイを歌い

いい人生だった・・・と話し

私も兄から受けたたくさんの愛に感謝の想いをいっぱいにした日でした。

先回のパソコンサークルで、GIMPを使いお祝いカード作りを教えていただきました。

遅くなりましたが、兄のお祝いカードを作ってみました

なんせ、教えていただく端から忘れていくdenkoです。

頭の体操も たいへんです。

カードUPは 恥ずかしかろう兄に メガネをつけました


魔が差した!

2016年10月02日 16時12分40秒 | 日記

今日も いつもの堤防へウォーキングにでかけました。

堤防を歩いていると 道の中ほどでカニが車にひかれて絶命していました。

カニ君は河から堤防によじ登り、

高い所から いつもと違う風景を楽しんでいたのかもしれません。

こういう終わり方もあるんだ・・・

時々見かける情景なのに この日ばかりはカニ君の終わり方を

あわれに 複雑な思いで眺めました。

 

実は4~5日前のことです。

私はある銀行の二つの支店に口座があり、ほとんど休眠状態になっている一つを

解約しようと思いたちました。

 

(そうだ ウォーキングがてら銀行まで 歩いて行こう)

空は今にも降ってきそうな怪しい雲ゆきでしたが

傘を持ち、足取り軽くでかけました。

 

いつも出掛けているスーパーの前まで来たとき、ふと携帯をみると

3時までには まだ30分あまりありました。

(そうだ、スーパーの中をちょっと のぞいてから行こうかな・・・)

そう思って、中に入りました。

 

この時期には珍しい冬大根のような みずみずしい大根がありました。

冷蔵庫の中のちりめんが頭に浮かび

(ちりめんに 大根おろしと大分の友人が送ってきてくれたカボスをしぼって 食べよう)

もう すっかり銀行に行くことは 忘れていました。

 

レジを通り過ぎて

(あっ 銀行に行くんだった・・・)

携帯を見ると 3時まであと8分!

(あらら、たいへん こんなものを買ってしまって! でも 8分あれば 間に合うぞ)

 

左手に傘 右手に大きな大根をつるさげて 走りました。

ハア ハア息があがります。

もう何年も こんな風に走ったことなんてありません。

喉がカラカラになりながら走っては 歩き また走っては 歩きました。 

傘も大根もじゃまです。

(なんで大根なんて買ちゃったんだ・・・帰りにすればよかったのに)

自分にあきれながら 走りました。

 

横断歩道が見えてきて、そこを渡れば30mほどで銀行です。

信号を突っ走ろうと思ったのに、無情にも赤信号に制止されました。

 携帯をみれば 2時59分!

 

あ~あ 間に合わない!

 

4車線の横断歩道の前で いらだちながら右を見れば、車はない。

左は かなり遠くから一台走ってきます。 今だ!

魔が差しました。

赤信号を無視してしまったのです

 

充分渡りきれる距離だと思いましたのに 車は猛スピードで迫ってきました。

傘と大根をつるさげ 散々走ってきた足はもつれました。

 

走っている猫が一瞬立ち止まるみたいに動けなくなった私の前を

 キーキー と急ブレーキ音を響かせて車は通り過ぎました。

すいません!

ごめんなさい!

走り去っていく車に謝りながら 後悔と恐怖と申し訳なさに 汗は一瞬に冷や汗に変わりました。

 

魔が差したとしか言いようもない愚かな行動に 後悔と恐怖にくちゃくちゃになりながら、

銀行の下りかかったシャッターの中に飛び込みました。

 

「解約 おねがいします」

 「これは こちらの支店の扱いではありませんので 〇〇支店に行ってください」

 ガ~ン (こんなに 走ってきたのに・・・)

「同じ銀行なのに他の支店のものは 解約できないのですか?」

「申し訳ございません」

 「転勤なんかで引越したとき ここまで戻ってこないと 解約できないのですか?」

 

空しい抵抗でした。

 

解約なんて、いつでもよかったのに・・・

大根なんて、帰りに買えばよかったのに・・・

 

自分の脚の衰えも忘れ 目測も判断も誤り  

一瞬 魔が差しました。

 

  あの車の方に迷惑をかけなくて よかった!

あやうくカニ君と同じ運命をたどるところでした。

思い出すと冷や汗が流れます。