かたつむりのように

のんびり、ゆっくり、ゆっくり、・・・歩いていこう
時には アンテナをたてて・・・

パラソルの思い出

2015年08月12日 10時04分33秒 | 日記

猛暑でぐたぐたの毎日です。

今年もお盆がやってきました。

 

O市に住む親友Aさんのお義母様は 100才の天寿を全うされ

今年のお盆は 初盆です。

 

30数年前 私はこのお義母様に

 紺地に白い大きな花を染め抜いたろうけつ染めの

パラソルをいただきました。

お義母様は、Aさんと私にお揃いで作ってくださったのです

私は長い間 このお手製のパラソルを大事に使っておりましたが、留め金が傷み

もう 20年以上さすこともなくなっています。

でも まだ色鮮やかなこのパラソルを 私は大切にしています。

 

パラソルを開くたびに、お嫁さんであるAさんとその友達である私に

お揃いで作ってくださったという幸せな想い・・・

さして歩くと、行き交う人の目が

「素敵ね」

と言っているようで、誇らしく 嬉しかったこと、・・・

そして何よりも ひとつの懐かしい思い出がよみがえってくるのです。

 

パラソルをいただいたのは、

小学校低学年と幼稚園生を連れて 新任地のO市に転居した30代も半ばの頃でした。

そこで私はAさんと出会い そしてかけがいのない生涯の友となりました。

お義母様は そんな私たちを

温かく見守ってくださっていたのだと思います。

たった4年間のO市での生活でした。

その後何十年も遠く離れていたのにもかかわらず たまのお電話にも

「〇〇子さんね 」

と 100才ちかいつい最近まで、しっかりと名前を覚えてくださっていて

私に呼びかけてくださいました。

 

O市での充実した楽しい4年間を過ごした後

こんどは 長崎に転居となりました。

そんなある年のこと

彼女の息子さんが長崎に修学旅行でやってくることになりました。

どんなに成長したことだろう・・・

私は会いたくて、ワクワクしながらその日を待ちました。

ただ 成長著しい子供時代です。

大勢の生徒たちの中で 彼を見つけることができるだろうか・・・

私は自信がありませんでした。

 

Aさんは自分のパラソルを開いて 息子さんに

「おばちゃんも 同じパラソルを持っているから・・・」

 

その日 私はこの紺のパラソルをさして あの原爆が投下された中心地

平和公園に 立ちました

「おばちゃ~ん」

大勢の生徒の群の中から 大声で駆け寄ってくれた子がありました。

Aさんからのお土産を手にした彼でした。

成長がまぶしく、胸に湧き上がる想い、私はパラソルを握りしめました。

パラソルが繋いでくれた再会でした。

 

今年も平和公園で平和祈念式が行われ

テレビで中継されました。

 

それを眺めながら、パラソルを持って立ったあの日を思い出しました。

そして、初盆で帰ってこられたお義母様に

「ありがとう、今もパラソル だいじにしています・・・」


ウォーキング 月見草がお出迎え

2015年08月03日 15時00分29秒 | 日記

しっかり「貯筋」しなくちゃぁ・・・

借金はできるが 「借筋はできないよ!

老後のためには、しっかり筋力を蓄えることが大切

「貯金」は使うと減るが 「貯筋」は使えば使うほど増えていく

・・・・・

いつだったか何かで読んで、

うん、うん、  そうだ! そうだ!と頷きながら

でもウォーキングも体操もなかなか実行できないdenkoです

 

特に最近の猛暑では ウォーキングも日の出前でなくてはとてもじゃない

5時半の目覚めでは、もう遅い。

力強い太陽の光に

暑いよぉ~ 今日はパス、パス・・・とパスが続く

5時に起きれれば、怠け心にムチ打って、

ウォーキングにおでかけです。

 

外に出れば、ぐ~んとさわやか

頭の中まで、新鮮な空気が流れ込む

川添の雑草が続く道には、夜空を眺めながら過ごした月見草たちが

元気に迎えてくれる。

摘み草大すきなdenkoは、花を摘み摘み ウォーキング

これってウォーキングではなく、お散歩だよね。

 

家に帰れば、早速 花入れ

昼間しおれた月見草も、夕陽が落ちれば、このとおり