ネコに与えてはいけない食べ物は、かなり多いようですニャン
一般に知られているネギやチョコ、あわびなど・・・
少し書いてみたいと思います。
①ネギ類(玉ねぎ、ネギ、ニラ、ニンニク、ラッキョウなど)・・・ネギ類に含まれるアリルプロピルジスフィドなどの成分が赤血球を破壊し、貧血の原因となるそうです。血液全般に関わる病気の原因にも成るため。加熱しても落ちない毒性だそうです。
②魚介類・・・あわび、さざえなど・・・海藻を食べる貝は、体内で毒素が作られるそうです。ネコにとっては皮膚病の原因となるそうです。アワビの内臓に多く含まれるピロフェオホルバイドaなどの光励起物質が猫の体内に吸収されると、光線過敏症の原因となるそうです。有害成分によって皮膚の組織が壊死することもあるそうです。
イカ、タコなど・・・瞳の美しさを作るタウリンが含まれているため、大事な栄養ですが、与えすぎは要注意!生のイカに含まれるチアミナーゼという酵素が、
ビタミンB1(チアミン)を分解し、急性ビタミンB1欠乏症を引き起こすことがあるそうです。死に至ることも起こっているようです。チアミナーゼは、加熱すれば効力が消えるそうです。
サバ、イワシ、アジ等・・・過食すると、猫の脂肪が酸化して 黄色脂肪症(イエローファット)になると言われています。イエローファットになると、猫の腹部や胸部、腹腔内などの皮下脂肪が酸化・変性して炎症を起こしてしまいます。
DHAやEPA などの良い脂肪酸も含んでいるため、バランスよく与えましょう。
③チョコレート・・・カカオマスに含まれるテオブロミンという成分が、心臓や中枢神経系を刺激し、下痢や吐き気、血圧上昇、不整脈、興奮、痙攣などの症状を引き起こすと言われています。重症の場合は死亡することもあるそうです。
④生卵の白身・・・玉子には、ビタミンの一種であるビオチンを分解する成分アビジンが含まれており、大量に食すると皮膚炎や結膜炎などを引き起こす可能性があるそうです。加熱すれば消えるそうなので、過熱して与えましょう。
卵には、ネコにとって必要なタンパク質も含まれ、尿を酸性化するメチオニンも含まれているそうなので、適度に与えましょう。
⑤人間の薬・・・人間の薬はネコにとっては毒性になる成分も多いそうです。
⑥牛乳・・・牛乳の成分の乳糖を分解する酵素が少ないためネコに負担になります。
本物の牛乳は日本には1%もありません。ネコには不要。
⑦化学物質の入った食べもの、キャットフード・・・小さな身体に入って、負担が大きくなるため色んな病気(特にガン)の原因にもなります。酸化防止剤、合成保存料、合成着色料など気をつけましょう。
⑧水道水・・・塩素は人間にも良くありません。蛇口をひねるまでは必要なものですが、有害です。安全なお水をあげましょう。
⑨カフェイン、アルコール類・・・ネコに必要のないもの。
身体(肝臓、腎臓)に負担になります。
コーヒー、紅茶、お茶、アルコールなどはネコが本来欲しがらないもの。
⑩塩分の強い食べもの・・・ネコの腎臓に負担をかけます。本物のお塩を最低限。
⑪ドッグフード・・・ネコと犬とは身体の組織が違います。タウリン、タンパク質などのバランスが犬とは違うため、病気になることがあります。
⑫鳥の骨や魚の骨・・・のどに刺さりやすいため、小さく砕いてからあげましょう。
⑬レーズン・・・アメリカで報告された事故があります。嘔吐、下痢、食欲不振、腹痛、腎不全などを起こした犬の症例あり。ネコにも避けるほうが無難。
⑭ 加工品、不自然な食品(添加物の多いもの、農薬のかかったもの)・・・人間でも同じです。
⑮・・・このほか、植物にもネコには危険と言われているものがあるそうです。以下・・・
アイリス・アザレア・アジサイ・アマチャ・アマリリス・アロエ・イチイ・イヌホウズキ・イラクサ・インドゴムノキ・カラジウム・キンポウゲ・クサツゲ・月桂樹・ケマンソウ・ジギタリス・ジャガイモ(花・葉・茎)・シャクナゲ・スイセン・スズラン・セイヨウキョウチクトウ・チューリップ・チョウセンアサガオ・ツツジ・デフェンバキア・ニシキギ・ヒエンソウ・ヒヤシンス・フィロデンドロン・ラッパスイセン・ロベリア・ヤギリド
植物や動物、魚介類などの欠点(毒性)を取り除き、他のものとの相乗効果で栄養がアップしたり、バランスが良くなったり、毒消しができるような技術を持っている研究者たちによって、ネコも人間も安心して食べたり生活できたり、一生健やか肉。苦しみことがない生活をさせてあげたい。そんなものをできる限り使いたいものです。
ニャーメン