音楽は何を使って聴きますか?
PC、スマホ、CDやMDなどのプレーヤーあたりでしょうか。
某アンケートによれば、スマホで音楽を聞く人は増加傾向にあり、全体で約45%、
10−20代となると80%強だそうです。
いずれにしても、どれもデジタル処理をした音になります。
一方で、昨今、注目されているレコードの音はアナログ。
CDとレコードの音の違いは、
フィルムで現像した写真とデジカメで撮影した写真のようなもの。
フィルムの写真の方が、0と1で処理したものよりも、圧倒的に情報量が多い。
音も同じで、CDの音が、人間が聞こえる範囲の音だけを取り出したものなら、
レコードの音には、20,000Hz以上の音やCDが取りこぼした音も含まれます。
つまり、普段、私たちが聞こえていないけれども聞いている音も含まれていて、
ゆえに、自然で音域も広く感じる、聞こえる・・ということだそうです。
最近では、レコード盤の状態に合わせて、レコード針の圧を調整したり、
溝に刻まれた音を可能な限り復元するなどして、
理想の音を追求される方も多いそう。
でも、これはレコードプレーヤーの話。
蓄音機、しかも手巻きのものであれば、そうしたことは無理なハナシ。
心地よい音を求めて、経験と感覚で、
回転エネルギーを生み出すゼンマイを巻いて巻いて、また聴いて・・・
その魅力を体感していただきたくて、
今秋も、当館の秋の夜長イベントとして「蓄音機の夕べ♪」を開催いたします!
蓄音機ならでは、修正なし、録音のままの音色を、
夜の旧堀田古城園で、お愉しみいただきたいと思います。
詳細はこちらをご覧ください🙇
昼間の旧堀田古城園の庭
夕暮れ、そして夜🌙
国登録指定文化財から、かつての料亭旅館の顔へ。
こちらも、今回のイベントの見どころのひとつです。
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