今クールのドラマで楽しみにしているのが神木隆之介さん主演「海に眠るダイヤモンド」(TBS)だ。長崎港から18kmの海上に浮かぶ端島、その1950年代の記憶と、2018年の東京が交錯し・・・現代と過去の人々の関わりが次第に明らかになるであろうというドラマ。おそらく、今後はコロナ禍の時代も経ることになり、ドラマは大きく動くのだろうなと期待しながら、毎週、楽しみに観ている。(ドルフィン桟橋は今も船が接舷 . . . 本文を読む
前記事に続き、天童荒太の新刊『青嵐の旅人 上下』(毎日新聞社)がらみの記事だ。本日は、以前旅した愛媛の記憶を小説の主人公の足跡に重ねてみたい。これまで、愛媛県内を何度か旅してきたが、2018年には、「愛媛・縦断」の旅と称し、松山から内子までを往復している。(オーベルジュ内子に泊まりたかった♥)途中、大洲と宇和島などにも立ち寄った。本日の画像は、主にそのときのものである。なお、できるだ . . . 本文を読む
愛媛県に惹かれ、何度か旅をしている。伊予松山城、内子や大洲の街並み、宇和島城に今治の海城・・・そして正岡子規、秋山好古・真之兄弟、ゆかりの地を訪ね歩けば、興味は尽きない。これからも、また旅したい土地のひとつだ。先日、松山出身の作家・天童荒太の新刊『青嵐の旅人 上下』(毎日新聞社)を読んだ。著者初めての時代小説にして新聞小説で、2023年1月から2024年5月まで「毎日新聞」朝刊に連載されたという。 . . . 本文を読む
2022年12月に「いつかのための横浜・覚書き」の記事をアップした。横浜裁判ゆかりの地をめぐりたいが、「覚書き」をまとめておく、という内容だ。あれから2年近くの月日が流れたのに、「いつか」は来ていない💦先日、録画してあったNHK特集で「無差別爆撃を問う 〜弁護士たちのBC級横浜裁判〜」を観た。「横浜裁判」とは、戦後の戦犯裁判のこと。A級戦犯は巣鴨で裁かれたが、BC級は横浜で裁判にかけられた。戦犯の . . . 本文を読む
昭和8(1933)年生まれの亡き父は、「草笛光子と岸惠子は、第一高女出身なんだぞ~」となぜか鼻高々で、よく口にしていた。第一高女とは、神奈川県立横浜第一高等女学校、現在の神奈川県立横浜平沼高校だ。草笛光子さんの二学年上が岸惠子さん。お二人とも舞踊サークルに所属しており、先輩後輩の間柄となる。今も美しいお二人、当時は、さぞや美少女、界隈では評判だったことだろう。もしかしたら、草笛さんと同い年の父も、 . . . 本文を読む