歴タビ日記~風に吹かれて~

歴タビ、歴史をめぐる旅。旅先で知った、気になる歴史のエピソードを備忘録も兼ね、まとめています。

コースツアーへ②~鹿屋を訪ねる(3)

2024-02-29 15:55:42 | 鹿児島県
鹿児島旅行で楽しみにしていた、「鹿屋平和学習ガイド」の皆さん と歩く、戦争遺跡をめぐるツアー。本日は、鹿屋・初日に出かけたコース②「鹿屋基地周辺と進駐軍上陸の地現地ガイド」戦争遺跡を備忘録を兼ね、まとめておきたい。(ベテラン女性ガイドSさんとの出発までの詳細→「鹿屋を訪ねる」)まず、最初のポイントは、鹿屋航空基地史料館から車で10分ほどの小塚公園。Sさん作成の資料には「鹿屋基地から出発し . . . 本文を読む
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鹿屋を訪ねる(2)

2024-02-21 16:33:45 | 鹿児島県
鹿児島県、鹿屋への旅のきっかけは、川端康成だった。(前記事に詳しく書いたので、ここでは、ざっくりと)川端康成の「海軍報道班員」徴用時代から新しい切り口で川端論を展開した多胡吉郎 『生命(いのち)の谺(こだま) 川端康成と「特攻」』。海軍へ、川端が!?・・・ということで、川端が滞在した、鹿児島県鹿屋市のツアーへ申し込んだ。そのツアーは、鹿屋平和学習ガイドさんのご案内で歩く、戦跡ツアー。初日は②コース . . . 本文を読む
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鹿屋を訪ねる

2024-02-20 15:07:22 | 鹿児島県
川端康成に惹かれて、鹿児島、鹿屋へと出かけた。川端康成(1899-1972)日本初のノーベル文学賞作家だ。少女の頃から、山口百恵主演の映画の影響もあり、「伊豆の踊子」が好きだった。幼い頃より何度も出かけた伊豆が舞台、その淡い恋心に惹かれ、冒頭「道がつづら折りになって…」に始まる1節を暗誦できるくらい、読み込んだ。既に、その頃、川端は亡き人だった。これより数年前に、逗子の高級マンション . . . 本文を読む
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「国策紙芝居」とポスター

2024-02-13 18:31:55 | 神奈川県
少し前になるが・・・三連休で幕を閉じた、川崎市平和館のミニ企画展「国策紙芝居展〜戦争へいざなう言葉と物語〜 」で国策紙芝居の複製12作品193枚を見てきた。展示に出かけた、きっかけは、加藤シゲアキ『なれのはて』(講談社)。(書影は「講談社BOOKクラブ」からお借りしました)第170回直木賞候補、「一枚の不思議な『絵』から始まる運命のミステリ」だ。アイドル作家と侮るなかれ。太平洋戦争下、日本最後の空 . . . 本文を読む
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川崎市平和館へ

2024-02-07 10:17:36 | 神奈川県
半月ほど前に、お隣の川崎市平和館へ出かけた。お目当ては、ミニ企画展「国策紙芝居展~戦争へいざなう言葉と物語~」。戦時下、戦争遂行のためのプロパガンダとして「国策紙芝居」を利用・・・そこから「メディア・リテラシー」について考えてみましょう、という企画だ。なんと、「国策紙芝居」に、人気者フクちゃんまで動員されている!そちらについて詳しくは、いずれまた。アップする時間がなかなかないけれど、宣言しておこう . . . 本文を読む