しばらく前に出た「東京新聞」の記事。「塾生出陣壮行会(1943年) キャンパスの自由、最後の輝き<一枚のものがたり>上原良司」と題され、一枚の写真が掲載された。昭和18年(1943)10月、学生への徴兵猶予が撤廃され、戦場へ駆り出されることになった、いわゆる「学徒出陣」。雨の中、神宮外苑での「学徒出陣式」は、よく知られているが、各学校でも、壮行会が行われた。下は慶應義塾大学三田キャンパスでの、そん . . . 本文を読む
明治大学平和教育登戸研究所資料館、第14回企画展記念特別対談 「小林エリカ×山田朗『女の子たち風船爆弾をつくるThe Paper Balloon Bomb Follies』をめぐって」にオンラインで参加した。小林エリカ氏は、作家、マンガ家、アーティストと多彩な活躍をなさっている。この春、知人にオンラインブックトークを紹介され、参加したがこの時点で小林氏を存じ上げなかった・・・ . . . 本文を読む
雲南市永井隆記念館(↓)で教えていただいた、「永井隆生い立ちの家」。道を教えてもらい、雨脚が強くなる中、車を走らせた。本日の記事は、そのときに撮影した画像をアップし、永井隆記念館で購入した『永井隆さんの生いたちガイドブック1⃣』と永井隆『村医』(アルパ文庫)を参考にする。ガイドブックは、地元「飯石(イイシ)」に残る写真や証言をまとめたガイドブックである。『村医』は博士の両親が、この地で医 . . . 本文を読む
先週、島根県を旅してきた。夫と共通の楽しみは、城めぐりだが、この機会に、ぜひ永井隆博士のゆかりの地を歩きたいというのがわたしの希望。希望はかない、雨の中、リニューアルしたばかりの雲南市三刀屋(ミトヤ)の永井隆記念館(↑)を訪ねている。博士は、松江で生まれ、この地で少年時代を過ごしたのだ。本家ブログでは、ざっくりと、訪問記をアップしているが、ここでは、心のままに(=マニアックにw)まとめて . . . 本文を読む
誤解を恐れずに言えば、対二次世界大戦かにおけるユダヤ人迫害問題(ホロコースト)を扱ったものは、映像、フィクション・ノンフィクション、ジャンルを問わず、大好きだ。ポーランド旅行では、ショパン様を追うだけでなくw「オシフェンチウム」こと「アウシュビッツ」へも出かけている。クロエ・コルマン『姉妹のように』早川書房。フランスの小説家、クロエ・コルマンの4作目という、この小説もお気に入りの一冊になるはずだっ . . . 本文を読む