前記事「回天」基地の大津島をアップしたので、もうひとつ「回天」基地について、まとめておく。去年の秋、大分県日出(ひじ)町の大神(おおが)基地を訪ねている。ここは、大神海軍工廠として、大型の艦船や空母を造る施設建設のはずが、戦局の悪化で中止。その予定地の一部を利用し、回天の基地が造られたそうだ。もともとは海軍工廠を目指していただけに、回天の四基地(山口県大津島・光、広島県・平生、大分県・大神)で一番 . . . 本文を読む
11月の初めに、ほぼ大分をぐるりと周る旅をした。2016年以来だから、7年ぶりになる。その中で、印象に残った「歴タビ」をいくつか、まとめておきたい。(大分駅前の宗麟公)本日は大友宗麟(義鎮ヨシシゲ 1530-1587)。大友氏のルーツは鎌倉時代にまでさかのぼる。初代・能直(ヨシナオ)は、我が相模(神奈川)の出身、鎌倉幕府の御家人で、豊後の守護に任じられたのが始まりだ。大友氏は、その後、400年22 . . . 本文を読む
先週出かけた、大分への旅。本日は、前記事に続き、「若き独歩の面影」後編を。佐伯では、登城の夫と別行動で、私は、国木田独歩館へ。かつては上級武士の住まいが並んでいた、白壁の続く「歴史と文学の道」の一画だ。1894(明治26)年、21歳の国木田独歩(哲夫)は、国語と英語の教師として、開校間もない鶴谷学館の教師として赴任する。寂しがり屋の独歩は、7歳下の弟・収二を伴い、校長の坂本永年邸の2階に間借りをす . . . 本文を読む
先週出かけた大分への旅、こちらでは「歴旅」歴史をめぐる旅編です。(本家ブログでは「色づく秋の旅~大分へ」他、旅全般をアップしています)まずは、大分県佐伯(さいき)市。夫婦旅ながら、ここでは夫と別行動をとる。夫は佐伯城へ登城。(↑)わたしは国木田独歩館へ。独歩館は、かつて国木田独歩が住んだ家で、↑「歴史と文学の道」の中にある。白壁の続く道は、かつての上級武士の住んだ地域を通る。。 . . . 本文を読む