パリ五輪、女子卓球メダリスト・早田ひな選手(24)が「特攻資料館に行きたい」と発言したことが話題になっている。「鹿児島の特攻資料館に行き、生きていること、そして、卓球が当たり前にできていることが、当たり前ではないというのを感じたいなと思い、行ってみたい」と述べたのだそうだ。(「産経新聞」より)オリンピックでは、戦争・紛争地域からやってきた選手もいる。さまざまな国籍の人がそれぞれの事情を抱え、なおも . . . 本文を読む
ずっと気になっていた、鹿児島県の坊ノ岬沖。戦艦大和が「海上特攻」とまで言われる、決して無事の帰還が望めない無謀な出撃で、沈んだ場所だ。いつか行かねば、絶対に行きたい・・・ずっとそう思っていた。念願かなって、鹿児島旅行・最終日、坊ノ岬へ出かけた。厳密に言うと、出かけたのは坊ノ岬ではない。本来だったら、坊ノ岬で灯台をめざすべきだったのだろうが、時間の関係で、これはあきらめている。出かけたのは、枕崎市「 . . . 本文を読む
鹿児島旅行、2日目。午前中は鹿屋で戦争遺跡をめぐる。鹿屋市観光協会のコース①「笠野原・串良基地跡」(3か所)だ。ガイドは、私よりかなりお若い、おきれいな女性ガイドさん。昨日のガイドSさんからの引き継ぎがあったようで、こちらの興味などを、しっかりわかってくださっている。心強い。そのため、オリエンエーションを省略し、すぐに出発する。まず向かったのは笠野原エリア。1922(大正11)年に誕生した、鹿屋初 . . . 本文を読む
鹿屋市観光協会による、戦争遺跡めぐり、コース②。後半は「進駐軍上陸の地 」をたどる。引き続き、ベテランSさんのご案内だ。敗戦後、進駐軍(アメリカ海兵隊)が初めて上陸した地が鹿屋だった・・・と、初めて知る。1945(昭和20)年8月下旬、地元・神奈川の厚木基地へマッカーサー元帥が降り立っただけではなかったのだ。海路からの上陸があったことまで、考えたことがなかった・・・ともかく、まずは、高須海岸のトー . . . 本文を読む
鹿屋での戦争遺跡ツアー、どんどん記憶が薄れていくので・・・とにかく先に進めたい。小塚公園を出た後、向かったのは「桜花の碑」と「野里(のざと)小学校」だ。ガイドのSさんが運転する前の車は、なかなかにクネクネした道を進む。あとで、Sさんがおっしゃった。「もっと近道もあるのですが、高台から降りていったところに建っていたと、そのことを感じていただきたくて・・・あえて走りにくい道を通りました」と。なるほど・ . . . 本文を読む