前記事に続き、天童荒太の新刊『青嵐の旅人 上下』(毎日新聞社)がらみの記事だ。本日は、以前旅した愛媛の記憶を小説の主人公の足跡に重ねてみたい。これまで、愛媛県内を何度か旅してきたが、2018年には、「愛媛・縦断」の旅と称し、松山から内子までを往復している。(オーベルジュ内子に泊まりたかった♥)途中、大洲と宇和島などにも立ち寄った。本日の画像は、主にそのときのものである。なお、できるだ . . . 本文を読む
愛媛県に惹かれ、何度か旅をしている。伊予松山城、内子や大洲の街並み、宇和島城に今治の海城・・・そして正岡子規、秋山好古・真之兄弟、ゆかりの地を訪ね歩けば、興味は尽きない。これからも、また旅したい土地のひとつだ。先日、松山出身の作家・天童荒太の新刊『青嵐の旅人 上下』(毎日新聞社)を読んだ。著者初めての時代小説にして新聞小説で、2023年1月から2024年5月まで「毎日新聞」朝刊に連載されたという。 . . . 本文を読む