レミのソラ

ピアニスト/作曲家 知野礼美のブログ。
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疲れたのか私の指‥‥

2009-08-07 02:12:43 | 日記・エッセイ・コラム
今週の月曜から突然、古傷が主張してます。
それは7年前の出来事。この家に嫁ぎ、夫と二人で片付け/掃除/家具の移動をしていた時でした。
ゴム手袋をしていた私はコピー機の移動の手伝いに呼ばれ、えっちらおっっちらの最中突然。
コピー機が倒れそうになり、それを支えた私の左小指に全重量が乗っかって、
肌に密着したゴム手袋は容赦なく私の指にひねりを加わえ、
そう、ゴム手した手で指をぞうきん絞りしたような感じですね。
あああああああ~~~!
剥離骨折でした。
幸い手術は免れギプスで固定し自然治癒しました。その間は軽い伴奏の仕事もしました。
一年もたったら骨折なんて忘れちゃってるくらい普通に完治したんです。

しかし
それが不幸の始まりであったとは。
はい、最近忙しく指は酷使されてましたが、急に痛みが。
急いで医者に行きレントゲンで見たらすっかり変形した関節。
小指の軟骨その他がうまく噛み合なくなったことが原因らしい。
そしてそれはもう絶望的に元通りにはならないと。

医者「まあ普通の人はここまで治ったら完治ってことで終わりますがね。」
レミ「でも私はピアノで生活してるんで、なんとか元通りになんないんですか?」
医者「7年前○○先生が、手術をせずにギプス固定で治療なさった結果がこれです。」
レミ「はい、確かあのとき本番続いてたんで。だけどこれからどうしたらいいんですか!?
何にも治療法はないんですか!?」
医者(急に喜びの表情)「ピアノ2ヶ月はお休みしなきゃだけど……」
レミ「休みます休みますだから何!」
医者「くっくっ‥‥マニアックな方法なんですけどね、関節を移植するんです」
レミ「死体かなんかから?」
医者「いや、、ご自分の足の指ですよ。足の指なんて1本なくても何の支障もありません」
レミ「はいわかりました。保険効きますか?足なんてどうでもいいから早いとこやっちゃって。」
医者(急に声を荒げ)「足の指切断するんですよ!指の神経2本くらいはつなげなくて、大失敗する確率もあるんですよ!」
レミ「大丈夫です。さあ前向きに考えましょう。」(さっきはあんなに嬉しそうだったのに。ヤダ~ンってリアクション見たかったのかな?)
医者「この医院じゃ手術むりなんで‥××病院の××先生なら‥‥」
レミ「‥‥‥‥」(このいくじなし。)
医者「まずはとりあえず患部を冷やして。貼り薬出しときます。様子見ましょうね。」
ふにゃ。
@@
今日のリハーサルでは
左手に力を乗せられないと右手も全然安定しないことが判明。
特に小指を使わず薬指でオクターブ取ると、骨盤が歪みそう。
でも自分の生徒でこの弾き方してる男の子がいる。
参考にしてみよう。
8/23~は演奏仕事お休み出来そうだから、それまでなんとか持ってくれればいいや。
土曜日のコンサート、
リハ始める前に3人とも身体の不調の話から、俺は腹で由美は眼レミは指、あはは。
7年ぶりの3人だけど、こうやって年取ってくんですね。