晴れ、ときどき虹。

yaplog!から移行しました。

開所式

2009-02-21 21:07:30 | 生協日記
晴れ。
昨日の不安定な天気から一転、今日は素晴らしい青空だった。


今日は、地元に新しく建設された「ふくしセンター」の開所式。
一昨年、まだ委員長をしていたときから、この「ふくしセンター」(“ふくし”は平仮名なんです)建設のプロジェクトメンバーになっていたので、その都度会議には参加していたのだが、やっと開所までこぎつけたのだ。

もっとも、プロジェクトメンバーといっても、私自身は該当地域の委員長だったし、今は委員長を外れてはいるが「元委員長」という立場での参加だったし、ワーカーさんなど直接運営に携わることはないのだが、それでも使用していくこともあるだろうし、地域におしらせする立場であるので、メンバーの一員であった・・・ということだ。

すごいのは、この「ふくしセンター」、1階はグループホーム、2階はデイサービスと多目的室があり、その多目的室に隣接しているのが託児室、よって、定期的に子育てママさんが集える場になるような場所も兼ねている。
もちろん、私達の機関会議や、料理教室、組合員のつどいなども行えるし、地域の方も利用できるように開放している(料金は必要ですが)。

昨年夏、直方にも「デイサービス」の建物がオープンし(この前の「ピザ作り」はココで行った)、これで筑豊に大きな建物が2カ所できたことになる。


開所式の出席者の名簿を見ても、そうそうたる面々が集まるので、いつもにジーンズやシャツではさすがに場違いだろうと、紺のワンピースを着ていった。

「おはようございます」
「おはよう!きゃー、りあらさん、ワンピース!!かわいいー

普段とのギャップがかなりあるのか(笑)、みんなから服装を指摘される

受付を済ませ、2階の会場に。
この部屋が「デイサービス」として、普段使用されることになる。
真新しい「木の香り」が、とても心地よい。

玄関にてテープカットが行われ、ワーカーさん手作りの料理を前に、関わった人から挨拶がある。

元の地主さん、建設会社の人達、自治会長さん、民生委員さん、この建物のお隣さん・・・。

どれだけの人達が、この「ふくしセンター」のオープンに向けて尽力したことか。
そして、この「ふくしセンター」を心待ちにしていた、ワーカーさんの挨拶に、思わずもらい泣きをしそうになった。


私は、支部の面々といろいろ話ながら、料理を食べていたが、たくさんのワーカーさんにも、以前同じ支部や地区にいた面々も多く、なんだか同窓会気分で楽しかった。

理事長や副理事長(地域理事長)とも、お話をした。
理事長や副理事長が講師を務めていた研修に参加したこともあったし、副理事長とは何度かご一緒させていただき、すっかり顔も名前も、挙げ句経歴まで覚えられてしまった。

昼過ぎ、開所式も終了。

御祝いのお花を、それぞれ包んでいただき、私も持ち帰ることに。

たくさんの人に会え、みんながとても頑張っている、元気な様子を見て、とても嬉しかった。
春からまた、それぞれにいろんな立場で、心機一転頑張っていくんだろうな。


私も、今度みんなに会ったとき、みんなの前で胸を張れるような自分でいたいな。




写真は、いただいた花です。




工場見学’09

2009-02-17 23:32:15 | 生協日記
雪。
ここ数日、暖かい日が続いていたし、先週は春一番も吹いたことだし・・・。
でも、油断ならないなと思っていた矢先、まさかの雪!
当然と言えばそうなんだが、寒かった~~。
みるみるうちに、屋根に雪が積もっていくし。

今日は、水巻までの定例会議なのだが、会議ではなく工場見学になった。
それでも集合場所が水巻なので、会場(水巻店)まで運転していく。
雪は降り続いたが、積もるほどでもなく、なんとか集合場所に。
他の支部の委員さんも、雪と寒さで口を開けば「寒い~」と連呼。


行き先は宮若市。
私達が手がけた新製品のメーカーなのだが、この商品以外にも「青汁」や「調整豆乳」などを手がけてる。
もちろん、市場にもいろんな製品を出しているが、自社の理念に沿って、とても意識が高い会社だった。

まず「地産地消・県産・国産にこだわったものを」ということで、いろんな野菜を加工した商品を作っているのだが、それらも「国産大豆」だったり、旬に合わせて収穫したケールだったりと、中身は素晴らしい。

二班に分かれて、それぞれ「製造ラインを見る」「ビデオやスライドを見る」を交代に。
製造ラインでは、もちろん、上下とも白衣を着用。
首まで被うような顔しか出ない帽子も着用し、さらにマスクも。

当然と言えばそうなのだが・・・。

「あんた誰?」状態。

この恰好で記念写真を撮っても、誰が誰だがわからない~。

製造ラインでは、ちょうど手がけた商品を間近で見ることが出来た。
やっぱりいいね。
すごく実感する。

様々な工程を経て出荷していくのだが、そこにいろんな人達の思いが詰まっている。

商品を保管している冷凍庫にも入らせてもらった。
なんと-18℃!
「ひゃー、寒い~~」と、みんなで連呼していたら、その奥の冷却庫は、なんと-30℃

「うわ~~~っ!!こんなところで閉じこめられたらたまらんね

寒さに震えながら冷凍庫を出る。


一通り見学が終わり、質疑応答。

それぞれ、いろんな質問・意見・感想が出され、メーカーとのお話も終わった。

試食に、手がけた商品や白和え、豆乳などが出され、店舗で購入してもらった(もちろんお金は払いましたよ)弁当と一緒に昼食。


最後、メーカーの方数名と、一緒に記念撮影(ちゃんと白衣は脱ぎました)をして、工場を後にした。


今までも、様々なメーカーや産地に出向いたが、やはり直接携わった人のお話は、とても興味深いし、自分自身にもためになる。

今、食についての問題が、様々な場面で噴出しているが、みんなが「どうにかなるさ」とか「人ごとだし・・・」「コスト削減・利益第一」ではなく、地道に取り組んでいるメーカーや生産者がいるのは、私達、組合員や消費者にとっては心強い。

密着した「食」について、今から考えること、人に伝えていくこと、たくさんあると思う。

私達にとって何が大切なのか、きちんと見極めたい。


今日は、ありがとうございました。




東奔西走

2009-02-16 22:32:01 | 生協日記
晴れ。

今日は、東の事務所で電話掛け。
洗濯物を干し、ゴミを出して、事務所に向かう。

もうすぐ、地域組合員総会が行われるので、その参加の呼びかけと委任状の提出をお願いするためだ。
どうしても参加者を挙げるのは難しい。
「仕事をしているから」
「会場まで遠いから」
そうだよね。
でも、ちゃんと生協のこと、地区の運営のことを、少しでも理解していただける機会なので、参加できなくてもきちんと「委任状」は提出して欲しいな。
だいたい「組合員」は「出資金」を出しているので、当然「知る権利」という物がそこで発生していくからね。

かなりの件数の電話を掛けたが、なかなか難しかったな。
でも、委任状は出しますねと言う組合員も多いので、ちょっとホッとした。

その後、今度は西の事務所。
あっちへ行ったりこっちへ行ったり、相変わらずの奔走ぶり。

西の事務所では、交通費の申請と、先日の「ピザ作り」の時に借りていた資料を返却。
通信の原稿が残っていたので、それも書き上げる。

明日は、水巻までの定例会議なのだが、会議ではなく今回は工場見学。
今度はその報告書を書かなくてはならない。

帰宅したら、昼過ぎ。

簡単に昼食を食べた後、とてつもない眠気が襲い、携帯電話のタイマーをセットしたまま、しばらく寝ていた。

やっぱり疲れているんだろうね。






ピザ作り

2009-02-13 23:39:57 | 生協日記
雨。
非常に風が強く、時期が時期なら「まるで台風」のような、そんな感じ。
もっとも、台風ではなく、この生暖かい強風は・・・「春一番」だった。

先日から準備を進めていた「ピザ作り」。
もう、私がこの支部で関われる、残り少ない取り組みになってしまった。

娘を幼稚園に送っていき、待ち合わせ場所の市役所近くに。
今日は私の車に、常任2名同乗なのだ。

「おはようございます」
「おはようございます。今日はよろしくお願いします」

私を含む3人、やっぱりこの春からバラバラに。
もう本当に春って悲しいね。

会場に到着し、借りていた部屋に荷物を搬入。
暖房を入れたり、テーブルやら資料やら準備をしたり。

先に「発酵させた生地」を準備するために、材料を混ぜ合わせて、発酵温度に設定したオーブンに。
その後、参加者に見せるための生地の材料を、それぞれ量っていく。


時間になり、参加者も揃い始めた。

ちなみに・・・この日の私の担当は「司会」と「小麦粉の学習講師」である。
司会はともかく、学習の講師とは恐れ多いが、まか10分ぐらい話せばいいので、先日から資料を読みあさり、この日に備えた。

で、ピザ作りそのものの講師は、広報委員のYさん。
料理が非常に上手で、ピザもだが、パンやうどんやケーキも手作りでするので、この腕前は「見事!」なのだ。

Yさんが作業をしながら、ピザ作りのコツなどを話していく。
そして、最初の生地の発酵が終わり、参加者に見せた生地の発酵に入る。

その発酵時間に、小麦粉の話をしていくのだ。

学習とはいえ、大げさなことではなく、小麦粉の種類や特徴、そして用途などを始め、輸入小麦と国産小麦について、自給率を含めた「食」や「生産者」の話をした。

久しぶりにこういった話をしたので、さすがに緊張したが、誰も「ああ、りあらさんなら大丈夫!」と、心配していなく、私自身が一番自分を信用していなかった。

発酵も終わり、生地にトッピング。
参加者も、数名がトッピングしたり生地をのばしたり。

ガスオーブンなので、比較的短時間で焼き上がる。
あつあつのピザを切り、サラダとスープ、コーヒーにケーキと、ちょっとしたランチタイムに。
参加者からの質問などにも答えていき、それぞれ感想を述べてもらう。

時間になり終了。


「お疲れ様でしたー。よかったねー」
「Yさん、お疲れ様でしたー

片付けながら、残ったピザを切り分けて持ち帰った。

また2名同乗で、市役所前まで一緒に戻る。


最初、どうなるんだろう??と思っていたが、Yさんの先生ぶりがとても素晴らしく、発酵させた生地でのピザ作りも挑戦したいなと思った。


本当にお疲れ様でした。


  追記 2月17日。


彼女の涙

2009-02-12 23:38:51 | 生協日記
晴れ。
今日は、臨時で会議が入ったので、朝から事務所に出かける。

事務所では、先に副支部委員長のHちゃんがいた。

「今日、朝から悲しいことがあった・・・」
「どうしたん?」
「・・・・なんでみんないなくなるん??」

彼女は大きな目に涙を溜めて、懸命にこらえるようにハンドタオルでぬぐっていた。

「・・・もしかして、聞いたん?」
「・・・・・・」


しばらくして、他の面々も揃い、会議が始まった。
その資料に、次年度の体制が掲載されていたが・・・。

他支部に異動になることが決まっていた私の名前は、当然そこにはなかった。
彼女は、今朝、この状況を知ったらしい。

この面々で、やっと発表になったのだが、まだ機関会議メンバーは知らない。


実は、1月の半ばから、私が他支部に配属される話が出ていて、私自身かなりの遠距離通勤になるが、この話を受けないと先には進まないため、了承した。

内心は、不安だらけなのだが・・・。

仲が良いHちゃんや、Iさん(私の後の委員長さん)のことを思うと、この話がある程度公に出るまでは口外できなかったので、非常につらかった。

彼女たちは、私がこのまま残ると、信じて疑わなかったのだ。
・・・まぁ、私自身もだが・・・。

夕方、Hちゃんから電話があった。
明日、例の「ピザ作り」の取り組みを行うのだが、彼女は所用で参加できないのだ。

「りあらさん、明日、よろしくね」
「うん。ありがとう。・・・・なんか・・・ごめんね・・・」
「・・・うん・・・りあらさんいなくなっちゃうなんて・・・寂しいよ」
「うん・・でもね、新しい人が来るよ」
「team食べもの、見事に解散だね。担当も異動だし・・・」
「・・・うん」
「こんなことになるなんて思わなかった」
「うん・・・私もね。HちゃんとIさんのことが心配でね・・・。つらかったよ・・・」
「うん・・・・」

ともに電話口で泣きながら話をする。

「春って、悲しいね。みんなと離ればなれになっちゃうね」
「うん・・・」


私は・・・。

6年近く、この支部にいた。

同期だったHちゃんとは、お互いに同じような苦労をしたので、仲が良かった。
途中、Hちゃんは出産で抜けた時期があったが、ちゃんと戻ってきてくれた。
一昨年だったか、一緒に博多まで研修にも出かけた。

Iさんは、私が副委員長だったときに、初めて「秋のつどい」で出会った。
「絶対に、この人と一緒に頑張りたい!」
初めて会ったときから、ずっと願い続け、彼女を委員にして・・・。
彼女が私とペアを組み、2年間副委員長を務めてくれた。
昨年、任期満了で私が退任し、彼女がこのまま委員長に。
そうそう、彼女のご主人に、私が通っている整骨院を紹介したんだった。


Hちゃんは、夜にもメールをくれた。
ゆっくり話をしようって。

私がいなくなることで、こんなに彼女が涙を流すなんて・・・。

嬉しかったけど・・・・やっぱり胸が痛いね。

寂しいね。

つらいね・・・・。