雪。
今日は、私が加入している生協での、ウチの支部の新年会。
開催されるかどうか、ただ空を眺める。
数年前、雪で中止(延期じゃないよ)になった苦い経験があるので、数少ない娯楽、どうかポシャりませんように・・・と、祈るような思いだった。
いろいろと心配していたが、中止の連絡もなく無事に開催されることに。
18時ちょっと過ぎ、自宅を出る。
場所は事務所近くの結婚式場。
自宅からは15分程度で到着。
しかし、夕方を過ぎた飯塚市は、横殴りの雪がひどく、降っている雪は地面に垂直・・・ではなくて、地面に平行に・・・。
会場に到着。
受付を済ませると、席次表(なぜか事務局が用意してた)を受け取り、会費とビンゴの用紙代を払う。
私の席は、支部常任5名と事務局総括者、そして卵の生産者のHさんだった。
Hさんは、昨年の新年会だった「ボーリング」に続いての参加だ。
Hさん自身、「組合員」という立場と「生産者」という立場があるのだが、顔なじみが多い席だったので、すごくホッとされていた。
私も、自分の地区の総会にHさんを呼んだり、つどいに参加していただいたりなどで交流がある。
「あ~、この席で良かった~」
「そうですか?」
「いや、知っている人ばっかりだし」
確かに心細いよね。
私も、西の事務所は頻繁に足を運ぶのだが、東の事務所の面々は、職員もワーカーもほとんど知らないのだ。
時間になり、宴も始まる。
最初の挨拶は、副支部委員長のHちゃん。
ラストに「
ウイッシュ」を決めて、盛り上がるかどん引きか、よくわからない空気の中、東の支部長が乾杯の音頭。
料理は、円卓だったので「中華料理」だった。
中央のテーブルをくるくる回し、みんなで料理を取り分けていく。
ウチのテーブルは、Hさん一人男性だったのだが、とても楽しく盛り上がっていた。
まぁお酒を飲む人も多かった・・・と言う事もあるが。
宴もたけなわ、それぞれの職員やワーカーズ、支部委員会(私はここに所属している)、事務局の紹介が。
西の職員、みな「ラフな格好・・・」
バイトの食あたりUくん(現在の専従・すぐおなかを壊す)は、鼻ピアス(!)、九官鳥Mくん(これがまたよくしゃべる・・・元専従Sさん命名)は、九官鳥と言うよりはインコのように髪の毛を逆立てていた。
それなのに、東の職員、みな「スーツ・・・」
・・・・こわいよ・・・。
職員って、スーツを着たら「怖い人の集まり」である。
(普段はスーツを着ないので)
でも、その中で・・・。
アントニオ猪木に何となく顔が似ている職員がいて、さらに猪木の物まねがめちゃめちゃ上手いので、それはそれは盛り上がる。
「元気ですかーーー」
「イエ~~イ」
「元気があれば、何でも出来る!!1・2・3!ダァ~~~~」
みんな拳を作って腕を突き上げる。
その後、ビンゴゲームに。
私たちのテーブルは、Hさんが新たにビンゴカードを買って配ってくれた。
「僕は人に配っちゃうと、その人が当たるんですよ-」
・・おお!それは期待大。
ビンゴの数字を見ながら、カードとにらめっこ 。
結局、私やHさん、当たったのは「液体せっけん(香料入り)」のサンプルだった・・・。
でも、化粧品(シオン)のサンプルも当たったので、まぁよし!!ですね。
その後、カラオケタイム。
東の職員(猪木含む)、二名が「上半身裸」で歌う。
DJ OZMAの曲だったんだが・・・。
「イエ~~イ」と、Yシャツを振り回し、天井からぶら下がっている「○○生協新年会」と書いた看板に、
飛んでいったYシャツが引っかかってしまった。
「わ!!あれじゃ、届かんばい!!」
「本人のためにも、黙っていよう・・・」
盛り上がるステージ上の職員を尻目に、ぶら下がったYシャツを見ていた。
「ウエ~~イ!!」
歌も終わり、Yシャツがないことに気がついたようで・・・。
当然、届かないので、式場のスタッフが脚立を持ってきて取っていた。
・・・あ~あ。
その後、九官鳥Mくんと食あたりUくんが歌っていた。
「イエ~~!」
盛り上がっていたが、曲名がわからん。
「りあらさん、この曲なんですか?」
「さー??」
「とりあえず、手をたたいておこう
(なんていい加減な)」
今度の人事で異動することになった、前専従のUさんや副支部長と、いろいろ積もる話を。
「(現専従)Uくんをよろしくね、りあらさん
」
「はい。よくおなか壊してますけど、頑張ってますよ」
そして、Uくん達職員やバイトのテーブルに。
「Uくん、Mくん、しばらく忙しいけどよろしくね」
「りあらさん」
「はい?」
「牛乳の予約、お困りじゃないですか?」
「困ってません(断言)今、1本多く頼んでいるし(スタンプラリーのマグカップ狙いで)
」
「じゃぁ、共済を・・・」
「あはははは」
おいおい、こんなところで、頼み込むなよっ。
副支部長は副支部長で「また会えますよ!ずっと見守ってますから・・・」と。
「ありがとう、副支部長・・・
」
副支部長、一瞬私の左頬をなでようとする(別にへんな意味ではない)
ぎょっとしたが・・・(ドキッとではない
)
総括者が一言。
「若くてカワイイ人に、弱いんですよ
」と、フォローなのかよくわからないことを言う。
「えー、若いなんて、
私38歳ですよ」
「
はぁ??」
副支部長、酔いが覚めたような顔で、今度はケリを入れやがった。
私も思わず応戦し、この場で小競り合い 。
一体、なにやってんだか・・・・。
各テーブル、それぞれ盛り上がっているさなか、時間が迫りいよいよお開き。
支部委員長の一本締めで、新年会終了!!
みんな二次会に繰り出そうと張り切っていたが、会場の外を見てびっくり
雪がすごいことになっており、愛車のデミオちゃんはすっかり埋もれていた。
「わー、ちょっとこれじゃ二次会無理そうなんで、帰るね」
名残惜しく、みんなとお別れ、会場を後にして車に乗る。
ワイパーを回し、窓を開けて雪を落として視界を確保。
しかーーーし!!
もう、チェーンがないとキビシイまでに、道路は雪が積もっていた。
「ひーー」
時速20kmで、前の車の轍をなぞりながら、ゆっくりゆっくり運転していく。
幸い自宅近くは、そこまでひどくはなかったが、予想外に国道沿いは雪がひどくて、何度かハンドルを取られた。
後ろにも行けない、ひたすら前に、ゆっくり進むしかない。
降りしきる雪を正面に受けて、視界はほとんどない状態・・・。
「無事に帰り着きますように・・・・
」
ただ、ひたすらそれのみを心に、カオスな状態の中、やっと自宅に帰宅 。
普段なら15分程度での道のりが、30分ちょっとかかってしまった。
まぁ、何事もなく帰宅できたので、ホッとしたのか、一気に腰が痛くなってしまった。
この新年会、友人達のそれとは違って、同じ職場(私はちょっと違うが)でのメンバーというのも、非常に楽しい。
いろいろと、大変なことや楽しいことを共有する仲間だからと言う事があるからだろう。
二次会に参加できなかったのは残念だったけど、また新たにみんなと一緒に頑張ろう・・・!改めて思った、新年会でした。
異動してしまう面々と過ごすのも、残りわずか。
しばらく忙しくなるけど、また頑張ろうね、