晴れ、ときどき虹。

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成人式にて

2018-01-07 22:24:04 | 子供達の日常


1月15日が「成人の日」ではなくなってずいぶんと経つが、今年は1月8日の月曜日が成人の日。
ただ、飯塚市は、今日が成人式。

今年は息子が該当学年だ。

月並みだが、20年は早いというかなんというか。

特に中学生になってからが早かった。
息子が小学6年生の時に、私が今の仕事に就いたというのもあるが、中学3年間、高校3年間と怒涛の6年間を経て、なんとか大学も現役で合格し、進級したと思ったら20歳。
そして、この日を迎えることになった。

息子の写真は割愛するが、もらってきた記念品のタンブラー。



スーツは大学の入学式の時に準備したものだが、寒い時期なのでコートを先日購入した。
なかなか似合っていて、ちょっとホッとする。

息子本人が楽しみにしていたという話はあまり耳にはしていないが、実際に式に参加して懐かしい友人に会えたことは、日ごろが多忙なだけに、息子にとってとてもいい時間だったようで・・・。

今回の成人式に合わせて、ご近所のははちゃんの息子さんも帰省。
ははちゃんの息子さんとは、当初、別の高校に進学する予定だった。

中3のある日、そこのお父さんから「どこの高校に行くの?」と聞かれ「東高校です」と答えた息子(私の母校)。

「えー!一緒にK高校(地元一の進学校)に行こうよ!!」と言われ「はい!」と言ってしまったものだから、さあ大変!!

模試でもE判定を叩きだすほど、合格圏外の高校を、中3の秋から狙うことになったので、それはそれはだった。

なんとか同じ高校に進学したものの、さすがに大学まで同じとはならなかった。
友人は東京の大学へ、息子は地元の国立大学へ進学した。

私も久しぶりに会ったが、とても頼もしい青年になっていた。

息子は毎日見ているので、そう思わないが、やはり成長しているのだろうな・・・。


実家の両親からお祝いをいただいたので、夕方、実家に寄った。

両親からパシャパシャと写真を撮られ、「入団会見みたい」と言っていた。
仏壇にお参りし、4年半前に亡くなった祖父、20年前に亡くなった祖母の遺影に手を合わせる。


・・・そこで母が泣き出した。

・・・「ひ孫が成人式を迎えたよ」って、祖父母の仏壇に向かって呟いていた。

私は、自分が成人式を迎えた当日の事を思い出していた。

振袖を着たが、その振袖を見立てるときについてきてもらったのが祖父だった。
生け花と踊りを長年やっていたので、着物の見立ては頼りになった。

同じように式が終わったあと、祖父母と写真を撮ったっけ。

それが27年前になる。

とてもいい天気だったことも覚えている。
まだバブルが残っていたような、そんな時代だった。

その時の祖父母、母が、今の私の両親と私という形で、まったく同じような行動をしている。

その時の母の気持ち、祖父母の気持ちを手繰り寄せる。

こうやって、さまざまなものが、順送りになっていくんだな・・・。


たしかに体は小さいが、息子はたくましく、頼もしくなった。
日々、大学の授業はもちろん、塾でのアルバイトも頑張っている。
学園祭では実行委員も務め、毎日目まぐるしく過ごしている。

息子の凄いところは「努力を惜しまない」ところだ。
そこは、わが子ながら素晴らしいと思う。

20歳になったことで、成人式を迎えたことで、より大人としての責任と自覚が問われる。

しっかりと自立して、自分の足で歩んでいけるよう、私はサポートしたい。


新成人おめでとう。




運動会’17

2017-06-18 15:09:26 | 子供達の日常


息子から数えて14年目。
義務教育最後の運動会になる。

この日を迎えるまで、本当にいろんなことがあり、心が折れることも多々あった。

前日、娘のリクエストで、お弁当の材料を購入。
今回も無事に作ることが出来た。

お弁当自体は、年々小さくなっている。

観に行く人も減っているということもあるが、私が無駄にたくさん作らなくなったことも大きい。

ここ数年は、雨に悩まされることも少なく、なんとか無事にお弁当も作り、当日会場で運動会を迎えることが出来たのはよかった。




今年も天候に恵まれ、娘も競技にでることができた。

多くを望まなくなりそれなりの時間が経つが、娘が元気でいてくれる、もうそれだけでいいやって。

一つ一つ学校行事をこなし終えるたびにそう思う。

中学3年生の娘が、来年、どんな形でどこで過ごしているのかは未知数だ。
息子と違って、娘は本当に読めない。

運動会も、もう最後だろう。

みんな「さみしくなるよー」と声をかける。

私は、さみしいという感情よりも、無事に終わったことにホッとする。

それは今を生きているから。
終わってよかった、参加できてよかった、もうそれだけでいい。


記9月18日


娘、15歳

2017-05-28 22:31:03 | 子供達の日常


誕生日を迎え、娘は今年で15歳になった。

まだブログを始める前、シムコミュニティという簡易作成HPのサービスがあったが、そこで日記を書いていた当時、娘を妊娠出産し、かいつまんでその様子を綴った。

その子がもう15歳ということに驚くが、当時、その文章を読んだネットでの友人が、今ではfacebookでつながっており、お互いの近況が把握できるというのも、本当にすごいことだと思う。

さて、夕食は、毎年恒例のグラタン。
グリーンサラダも。



バースデーケーキは、いつもの「さかえ屋」さん。
今回は、バタークリームケーキ。




健康で誕生日を迎えることができたのは何より。
本当に、この言葉が身に染みる。

娘は、様々な事情を抱えており、私一人がどうのこうのではとても解決できることもない。
もちろん、娘自身も頑張っているのだろうが、なかなかに出口が見えなく、正直つらい。

あまりSNSではここには触れないし(たまに小出しにするが)、どういったことなのかは記す必要もないのだが、いずれ解決したら、しっかりとまとめた文章を書ければと思う。

ただ今は、娘が元気で生きていることに、感謝だ。


記6月18日


19歳の歯

2017-03-23 23:44:05 | 子供達の日常
息子19歳。

このブログを書き始めたのが、彼が小学校の入学式を迎える少し前なので、まだ6歳だった。

今回の記事は、若干の振り返りと、現在進行形で。


先日から息子が「親知らずが痛い」と言っていた。
ちょうど春休み期間中ということもあり、今なら歯医者に行けるだろうということで、保険証と現金を渡しておいた。

「足りなかったら自分で足してね。おつりは返してね」
「はーい」
「多分、レントゲンとか撮ることになると思うからさ、一応3000円渡しとく」
「はーい」

聞いているかどうか怪しいが、歯医者に行く気持ちだけはあるようだ。


翌日。

仕事から帰宅して、息子に聞いてみた。

「あんた、歯医者には行ったんね?」
「行ったよ」
「どうやった?」
「レントゲン撮ったけど、なんとも言えんと言われて、そのまま」
「は?」

特に急がなくてはというような状況も見当たらなかったようで、経過観察らしい。

「あ、それとね。奥歯の2本、乳歯だった
「ええー!やっぱり?」

やっぱり?というのは、高校時代の歯科健診でも、乳歯があると言われていたのだ。

「珍しいから大事にしなさいって言われたよ」
「へー」

いやいや、これって、先天性欠如じゃないか。
珍しいのはともかく、あまりいい状態ではないぞ。

「虫歯は?」
「なかったけど、歯石を取ってもらった」

・・・・・そうか。

なにがすごいのかって、息子、今まで虫歯になったことがない

それどころか、乳歯がなかなか抜けずに、下から永久歯が生えてきたため、過去に5回歯医者で乳歯を抜いている。
「抜歯の頃」2008年9月27日参照。

5歳だった時、町の健康祭りでの歯科検診で、虫歯がなくて表彰されたこともあったっけ。

これから先、親知らずやら乳歯やら、彼の人生の中で悩む時期が来るかもしれないが、とにかく歯は大事にしてほしい。


・・・・あ、おつりが出たらしいが、返してもらってない。

記3月26日


工大祭’16

2016-11-19 23:00:51 | 子供達の日常
今年度より、晴れて大学生になった息子。
ありがたいことに地元の国立大学なので、自身も自宅から通学しているが、保護者としても大学の学園祭にも行きやすいという利点がある。

自分の出身大学の学園祭以来かな?
かれこれ四半世紀以上経つ上に、美術系短大と情報工学部の学園祭とでは、また全く違うものなんだろう。

息子は実行委員会メンバーで、連日遅くまで準備していた。
それなのに・・・。

未明の暴風雨でテントが飛ばされるというハプニング発生。

よって、スケジュールが大幅に変更になり、工大祭自体は会場を設置しなおしてからの午後からの開催に。

父から車を借りていたので、昼過ぎに娘と出かけた。



天気はいまいちだったが、なかなかの賑わい。
久しぶりに大学のキャンパス内を歩く。
昨年の福岡大学以来かな。
キャンパス内って、空間にゆとりがあり、落ち着いた雰囲気。
喧騒もなく勉強するには最適な環境なのだろうと、今更ながらに思う(遅いよ)。




娘と一緒に、あちこち回るが、腹ごしらえということで、娘は唐揚げ丼、私は唐揚げをチョイス。

息子は実行委員をしているが、さすがに話しかけてはまずいだろうと、探すのはやめた・・・。

が!

ものの数分で息子発見!

年齢的にも親と一緒のところなど見られたくないだろうと思っていたのに・・・。

向こうから近づいてきた。

「明日、ビンゴがあるから、来てね!」だと。

二日間開催のうち、土曜日に花火が上がるので、それは絶対見ようと思っていたから、日曜日は行くつもりはなかったのだが・・・。

来てねと言われたからには、行く羽目になってしまった。



この日のお目当ては、花火もだが、九工大生のジャグリング「ピルエット」である。

地元では有名で、あちこちのイベントに呼ばれて、その技を披露している。



「遅くまで練習しよったみたいよ」と息子も言っていたっけ。

あざやかな手さばきで、駒やらバトンやら、お手玉やら、とにかくくるくると動かしていく。

あれだけ忙しい学業の合間に、よくここまで練習したもんだと、すっかり親目線で感心する。



夜、再び九工大へ出向き、今度はお目当ての打ち上げ花火を見る。

この夏、まったく花火を見なかった。
強いて言えば、遠くから飯塚の花火大会の終わりがけを少しみたぐらいで、それも5分もない時間だった。

上着を羽織り、澄み切った冷たい空気の中で見る打ち上げ花火は、また夏に花火とは違った趣がある。



時間にして10分弱だったが、花火大会のような混雑もなく、未明の暴風雨がウソのように風もほとんどなく、目の前できれいに見えた。

入学して半年ちょっとが過ぎたが、本当に忙しく日々を過ごしている息子。

この大学で得るものがあり、将来の自分の大きな財産になってくれればいいな。


記12月4日