晴れ、ときどき虹。

yaplog!から移行しました。

運動会’16

2016-05-22 22:40:02 | 子供達の日常


息子が大学生になり、今年から運動会も娘のみになった。
娘も中学生なので、秋に運動会始め諸行事に追われることがなくなる。
それはそれで寂しいのだろうが、まだそこまでの実感はない。

お弁当も、だんだん少ない量になってきた。



何度か書いてはいるが、娘は諸事情を抱えており、今回の運動会も危うい状態だった。
それでもなんとか、ダンスと部活動紹介、大縄跳びには出場することができた。

悩ましいことが多く、正直、娘のことをかわいいとは思えないことも多々あり、考えすぎると日々がとてもつらい。
こればかりは、私を始め、周囲がどんなに口添えをしても、当の本人にまったく響かないから、どうしようもない。

それでも私は親だから、母親だから、否が応でも向かい合わねばならない。

私にとっては、辛い日々が続く。


8月13日記


入学式’16

2016-04-05 23:50:53 | 子供達の日常
朝からいい天気。
この日、私は初めて出席する(オブザーバーだが)大きな会議があったが、息子の入学式のため、思い切って休むことにした。
役割があるわけではないが、会議は出席すべきかどうかでさんざん悩んだ。

そんな私に背中を押してくださったのが、娘の担任だった。

「お母さん、入学式に行かれてください。わが子の節目なので、行かないと後悔しますよ。私は東京まで行きました」

我が家は諸事情があり、娘の担任と話をする機会が多い。
立場上、わが子の行事になかなか立ち会えない教職員の言葉は、とても響いた。

思い切って休みをいただいたら、意外にあっけなく「おめでとうございます。わかりました」と。
なんだか拍子抜けだが、とてもありがたい返事をいただいた。

前日父から車を借り、始業式の娘を学校まで送迎し、午後からの入学式に備えた。



息子が入学する大学は、北九州市の戸畑と飯塚市にキャンパスがある。
学部が違うので、午前中は戸畑キャンパス、午後からは飯塚キャンパスの新入生の入学式と、2回行われるようだった。

会場はコスモスコモン。

自転車でも通えるのではないか?というほどの地元の大学だが、全国からここの大学を志望して入学してくる生徒も多い。
息子の大学以外にも、飯塚市には2つ大学があり、会場近辺や駅の周囲には「ようこそ飯塚市へ」と書いた幟をたくさん見かけた。

ここ最近の飯塚市は、NHKの朝ドラのゆかりの地にもなっていたりで、ちょっとばかりにぎわっている。
別に街そのものは大きな変化はないが、気持ち的に・・・とでもいうのだろうか。

「花子とアン」での旧伊藤伝衛門邸や「あさが来た」の潤野炭鉱、少し前は同じくNHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」で、地元が取り上げられているもは、やはり大きい。

閑話休題

会場は、真新しいスーツを着た初々しいたくさんの新入生や、着飾った親を見かけた。



式そのものは厳粛な雰囲気で、中学高校の入学式とはまた全然違うものだった。
学生で構成されている楽団が演奏するエルガーの「威風堂々」は、とても素晴らしく、思わぬ演奏に感激した。
隣にいた夫は・・・。

「楽器の位置が違うんよ。チェロとティンパニの位置が違う。ここのオーケストラピットが狭いから、こんな配置なんだろう」


まがりなりにも、以前、オーケストラでバイオリンを演奏していただけある。

正直、そんなこと思いもしないし、保護者席は2階なので、オーケストラピットが見えづらい。
よく気が付いたなと思うばかり。

式終了後、会場のロビーで学生がお土産を売っていた。
地元のお菓子屋さんである「さかえ屋」「千鳥屋」「ひよ子本舗吉野堂」のコラボセットである。
どうやら、九工大特別仕様らしい。

商魂たくましいやら、なんやら。

先ほどの朝ドラの話ではないが、飯塚に限らず筑豊地区は炭鉱の町ゆえ、お菓子屋さんが非常に多い。


なかなかに厳しい大学だが、それゆえに企業が求める人材もたくさん輩出している。
息子がどんな道を歩むのかはまだ未知数だが、この大学で学べることがあるなら、きっと大きな財産になる。

しっかり自分の足で歩んでほしい。


8月13日記



入試総括’16(その4)

2016-03-08 23:50:37 | 子供達の日常
16年度から公立大学になる某Y理科大にサクラは咲かなかったが、某F大学はなんとかサクラが咲いた。
地元一のマンモス大学で、ここの卒業生も周囲に多くいるが、私はここの大学が母校でもなく、ましてや受験すらしなかった。

某大学校に続き、なんとか合格を勝ち得た息子は、束の間の幸せを味わってはいた。
だが、その後届いた書類に書かれている入学金始め、諸々の校納金の費用が軽く30万円近いので、私も夫も息子も「どうしようか・・・」と悩むばかり。

同じ県内でありながら、実は微妙に遠い・・・。

いやいや、それもだが・・・。
この30万という金額を、どうやって絞り出そうか?
いや、大学に払い込むのか??

払い込んで、とりあえず進学先を確保して、国立大に臨むのがいいのか、もうどうしたらいいのかわからなくなってきた。

そして・・・「もう払わない!!」ということで、進学先確保ならずまま、息子は国立を受験することになった。


国立大学、前期試験前日のこと。
息子から電話。

「お母さん、自転車がパンクした


・・・なんでよりによって、入試の、しかも本命国立の前日にパンクするんだよ??

息子の高校もよりのイオンまで車を走らせ、そのまま自転車売り場に駆け込み、パンクの修理をしてもらうことにした。

そして自転車屋さん曰く・・・。
「もう、この自転車も限界ですので、修理というか・・・買いなおされた方が・・・
「あと5日しか乗りませんから、とりあえずパンクの修理だけしてください!!」

とりあえず、国立合格発表までは、卒業式後もこの自転車に乗って高校に通うことになる。
前期で残念なことになっても、後期までは高校で自習するためだ。

なんとかパンク修理も終わったが、私の代車では自転車が積み込めない。

息子に私のジャケットを貸して、息子は小雨降る中自転車に乗って自宅まで帰ってきた。

あー、ほんと、ごめんなさい。
入試(しかも国立大)前日に、雨の中、自転車で帰らせてしまった・・・。


翌日、入試当日を迎え、朝から電車に乗って戸畑に向かった。



・・・・そして、半泣きして帰ってきて、布団から出てこなくなった。

夕飯も食べずに、そのまま自室にこもっている。

が!やっぱり空腹には耐えられず、夕飯食べてアイスクリームも食べていた。

まぁ、なるようになるさ。




と、いろいろあったが、無事に国立大学に合格することができた。
塾にもいかず、自力で大学合格したにも関わらず、今度は「ここの大学じゃないような気がする」とか、今更ながらに目が点になることを言っている。
それでも、自分が選んだ道だし、もし違うようならば、卒業してから模索してもいい。
今、結果を出そうと急ぐのはよくない。

今まで、なるようになってきたんだ。
なんだかんだで、私もいるし、息子には大事な友人も多いだろうし、無遅刻無欠席で高校生活をきちんと送ることができたという自負もあるだろう。

生きていると、きついこと、くじけそうになること、多々ある。
なにもない人生なんてない。


息子よ、今はともかく、頑張った自分を時にはねぎらえばいいよ。

大きく環境が変わった中で、戸惑うことも多いだろうが、いつでも私はあなたの味方だ。



記4月29日


入試総括’16(その3)

2016-03-08 23:42:02 | 子供達の日常
なんとか、国立大学の願書も無事に締め切りに間に合い、地元で一番のマンモス大学である某F大学の受験も迫ってきた。

先日、某Y理科大の入試が終わり、ここは16年度からは公立大学になるため、非常に志願者数が多かった。
学力的にはなんとかなっても、おなじぐらいの実力を持った生徒がわんさかと流れるため、難しいだろうと思っていた。

そんなある日、地元のコンビニから電話が。

「セブンイレブン○○店ですが」
「はい・・・」

コンビニから電話とは。
しかも、そんなにここの店には行ってない。

「○○くんは、いらっしゃいますか?」
「いえ・・・なにか?」
「あの、お店のコピー機に、某Y理科大の受験票がありまして・・・」
「はぁ??」
「日程を見たら、試験は終わっているようですが・・・」
「すみません!!本人に取りに行かせます!!(平謝り)
「必要な方ら、こちらで処分しますけど・・・」
「いえいえ、本人に取りに行かせます!!

そこへ、何も知らずに息子が帰宅。

「あんた、あそこのセブンイレブンに、Y理科大の受験票コピーしにいったやろ?」
「うん」
「そこに忘れとるよ。さっき電話があった。明日、学校の帰りに取りに行きなさい!!」
「ああ??」

・・・入試も終わって、受験票もコピーを取ったので安心したのか・・・原本忘れとるやないかーーい!!

「でさ、F大学の受験票、来た?」
「今度の土曜日やろ?」

要綱を見たら、1月末には届いている・・・はず。

「1月末には届いているはずだよ?」
「ええー!」

ずっと気になってはいたが、未だに受験票らしきものを見ていないので、さすがに心配になった。

夫に相談したら・・・
「そういえば、F大学から受験の要綱みたいなハガキがあったはずだけど?」
「うん。あったよね?捨ててないし、たしか本人に渡したよ?」

息子にそのことを伝えると
「これ、違うと思うんだけど・・・」とハガキを出した。

よく見たら、下からめくれるように、切れ込みが入っている。

ペリペリと、ゆっくりはがすと、受験番号が出てきた!!

・・・・・・・・。

「あんた、これ、受験票や!!もう、とっくに届いてるやん!!」


・・・まったく、こいつは!!

なんでこうも、おバカなんだか。


そして、F大入試当日。
駅まで送っていったが、無事に帰宅できるかが心配。
変な気を起こさなきゃいいがな・・というのと、とにかく電車に乗れないからなぁ。
博多までは行けても、今度は地下鉄空港線に乗り換えて、地下鉄も天神から七隈線に乗り換えるのだが、空港線と七隈線は交錯した場所にないので、天神駅の端まで歩いて行ってから改札をくぐるのだ。

まぁ、マンモス大学だし、受験生であふれかえっているだろうから、大学には行けても・・・。
今度は会場まで行けるだろうか・・。

心配していても仕方ない。

そして夕方、友人と合流したと連絡があり、ホッとした。

これで、ちゃんと帰ってこれる!!(そこですか)

記4月29日







入試総括’16(その2)

2016-03-08 22:47:43 | 子供達の日常
さてさて、年が明けて1月。

息子はセンター試験も何とか無事に?終え、1月下旬の三者面談に挑むことになった。

この日はとんでもない積雪で、公共交通機関のバスがアウトだったので、私は駅から息子の高校まで歩いて行ったのであった。

正直、もう二度とごめんである。

まぁ、それはともかく・・・。

三者面談で、なんとか国公立大学も決めて、願書を手配することになった。

何を言ってもなしのつぶてで、自分の将来をどう考えているのか、私にははっきりと見えない中で、やっとぎりぎりになり願書到着。

願書は受験する本人が記載しないとならないが、いかんせん息子は、象形文字のような解読不能に近い文字を書くので、いろいろ心配していた。

夫が出張で不在なため「ちゃんと願書を書いているかどうか、しっかり点検しておくように」と、なぜか私に重々に釘を刺していたが、そんなの息子に言ってくれ!である。

さすがに私も「あんたちゃんと書いたね?」と何度も様子を見に行くが、なんとなくピンと来ていない、相変わらずの息子。

書いた願書を見せてもらったが、なんと修正テープで書き直しをしている。

「・・・・・あんた、これマズイんじゃない?」
「え?だって、文字じゃなくて記号だし、ここは修正テープでもいいんじゃないの?」
「要綱見せてよ」
「はい」

・・・・・・・・いやいやいや、いかんでしょ!

この手の書類の修正は、二重線に上から訂正印でしょ!!

・・・・・・・そして、案の定、出張から帰宅した夫は、この願書を見て激怒した。

「なんかお前!!こんな修正テープとか絶対にだめ!!これ、高校入試だったら、高校は絶対に受け取ってくれんぞ!!」


あーあ、ほれ見ろ、言わんこっちゃない。

教職員で何度も願書を書き、点検し、学校に持っていくことを仕事としてやってる夫は、もうわが子が書いた願書を見て卒倒する思いだっただろう。

実際に、記載不備で願書を受け取ってもらえなかったことある。

もう、新たに願書を取り寄せる時間もない。

「お前どうするんかーー!!」

あー、夫、怒ってるわーー。

翌日、私立大学の入試が控えているというのに、怒鳴られてメンタルボロボロの息子は、布団をひっかぶって泣いている。
もう、入試どころじゃないわなぁ・・・。

願書自体は、大きな書店で売っているが、これを書きなおして郵送するとなれば、いよいよ間に合わない。

とりあえず、前期に受験する大学が本命なので、これはなんとか丁寧になるようにどうかこうかするとして、後期の大学はカッターと砂消しゴムで、修正テープを少しずつはがしながらボールペンで記載して二重線を引き訂正印を押した。

「明日、博多まで受験に行くやろう?それから、戸畑の大学まで行って、ちゃんと窓口に願書を持って行って、受け付けてくれるかどうか聞いてきなさい」
「・・・・わかった」

なんで入試前日に、こんなことで息子は怒鳴られてるのだ??

願書には、センター試験のバーコードやら自分の顔写真やら、その他領収書やらいろいろ準備したり貼り付けるものもある。
大学近所の郵便局も調べさせ、明日、願書を戸畑まで持って行って受け付けてもらえるよう、その準備に追われていた(入試はどうなった??)

翌日。
某Y理科大の入試。
メンタルぼろぼろで、試験会場に向かった。
幸い、試験は午前中で終わるので、午後からは博多から戸畑に向かうことができたようだが・・・。

・・・・・息子のiPadtouch、途中で電池切れ。


私は仕事中だったので、気が気でない。
まず、あいつは電車に乗れないので、博多から戸畑には行けても、帰宅できるかどうかがわからない。
相当に念押しして路線も教えていたのだが、過去に乗り間違えているので、願書もだがそっちが心配(入試はどうなった??)

夕方、なんとか息子は無事に帰宅。

「あんた、願書どうなった?」
「ああ、ちゃんと受け取ってもらえたよ」
「・・・はぁ・・・よかった・・・」

ひとまず安堵。

後期の大学の願書も送ったので、なんとか願書締め切りには間に合いそうだ。

「無事に帰れてよかった」
「あ、電車乗り間違えて、西小倉に行ってしまった」

・・・・・はぁ??

まぁ、無事に帰ってきたからいいや・・・。

それにしても、期待を裏切らないやつである。

・・・ちなみに、某Y理科大は落ちました。

そして、まだまだ続く・・・。


記4月29日