復活！日本昔ばなし

子供の頃の土曜日。
６時半、「ヤッターマン（いわゆる、タイムボカンシリーズ）」
７時、「まんが日本昔ばなし」
7時半、「クイズダービー」
8時、「8時だよ！全員集合！」
これが定番だった。そんな私は１９７０年、昭和４５年生まれ。
寝る時間になると、「Ｇメン７５」があり、「ウイークエンダー」が放送されていた。

子供の頃の当たり前の土曜日が、すでに遠い過去になった。
地上波からアニメ番組が少なくなり、我が家ではアニメを衛星放送で見るようになった。

そんな中、あの「まんが日本昔ばなし」が、水曜日に復活。
オープニングの太鼓を持った坊やも、長い長い竜も健在だ。
珍しく家族４人が揃った夕食時、久しぶりにゴールデンタイムにアニメを見た。
やっぱりいいね。
子供も見入っていた。

で、放送されたお話は「かぐや姫」と「ちょうふく山のやまんば」だった。
「ちょうふく山のやまんば」で、私が夫に「たしか、やまんばは錦の反物をおみやげに持たせてくれるはず」と、つぶやいた。
「話はあまり覚えてないけどさ、このやまんばはいい人だったよ」
そして・・・。
やっぱり出てきた「錦の反物」
２５年以上前の自分の記憶にちょっと驚きながらも、改めて放送を見て懐かしく思った。

ひとつ残念なのは・・・。
エンディングが「グルッパーの歌」じゃないってことだ。
「人間っていいな」もいいんだけどね。