貧乏父さん奮戦記

早く「金持ち父さん」へ改名したいのですが・・・。

ガソリンを求めて・・・・。

2011年03月26日 | 日記・エッセイ・コラム

早起きしてガソリン給油の為、妻と車を2台連ねて出発する。

最初の計画では遠出のはずだったが、近くのスタンドで整理券を配ると言うので、そちらを選択した。

午前6時に出発して約5分後、ハザートランプを点灯させ列に並ぶ。既に200メートルぐらいの車列が出来ていた。後ろに並んだ妻にケータイで、次の車がきたらエンジンを切ってランプを消してと連絡する。

寒いのを覚悟して着込んできたが、エンジンを止めると車内は急速に冷え始める。

降りだしたボタ雪が体感温度を押し下げる。3月下旬でこの雪かよ~と愚痴の一つも出てきてしまう。

開店は8時なのでシートを倒して眠る事にした。

10分ぐらいしたら目が覚めたというより、とても寒くて眠れない。

避難所で暮らす人達の苦労が分かる。

睡眠不足は過度のストレスを生む。

エンジンを掛けて暖房を入れようと思うが、貴重なガソリンを無駄使い出来ない。

暖を取ろうと持参した水筒からコーヒーを一口飲む。

眠ろうとしているのに、コーヒーなんて矛盾してるけれど、温かい物が欲しくなる。

ついでに板チョコをかじる。この寒さの中、チョコレートで飢えをしのいでいる実感がする。

再び眠ろうと努力するけれど、眠れない。コーヒーを飲んでチョコを食べるのを繰り返す。

午前7時前にはチョコとコーヒーが無くなってしまった。

シートを起し、本を読む事にした。

スタンドの店員さんに整理券を貰った時には1冊読み終わっていた。

整理券には現金2000円分、当日限り有効と書いてある。ケータイを取り出し、すぐさま計算する。約12リッターぐらいかなぁ~。通勤にすると3日分か、それでもないよりはましだ。

午前8時前、車が動き始める。開店だ。すると何処からとも無く、ポリタンクを持った人が道路の反対側から次々と。灯油を買いに来た人達だ。

13リッター給油した後、明日も入れられると聞くと「明日は休業です」と言われる。

当分の間、スタンド巡りは続きそうです。

今朝も5時30分起床、天気が良ければ気も晴れるのだけど・・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする