本を読み終えた私はとにかく衣類から始める事にした。
ときめきを体感する為に、まずは『祭りの片付け』からと思ったのは良かったが、時間が足りないのではないかと迷う。しかし、やってみなければ分からない。洋服は少ない方なので大丈夫だろうと実行する。確かにときめきで選ぶのは間違いではない。たんすの中に眠っていたのは貰い物の服だ。もらってそのままたんすの肥やしになっている。いつか着ようと思っても、自分で選んだのではないから手を付けない。約1時間あまりでごみ袋2個分になった。
使命を終えた洋服にありがとうと声を掛ける。誰も見ていないので恥ずかしくない。目的は人生をときめかせたいから。もう一度やりたい事を再確認する旅は始まった。次は収納だ。ハンガーにかけたりたたんだり、これが意外と面白い。せっかくだからきれいにたたもうとテレビで見たことを思いだす。ちょっとしたときめきを覚え苦笑いする。収納場所を決めた事により、明らかに違う。約2時間『祭りの洋服編』は終わった。
朝起きて脱ぎっぱなしのパジャマの姿はない。なぜか、たたむとパジャマも違って見える気がして、ちょっとしたときめきを感じる。
初日のリバウンドはない。
次は本類だ。
今朝も6時30分起床、短期間に祭りの片付けを終わらせる理由が分かった・・・・。