さんぽみちクラブ 子育ては失敗・ほろ苦さ時々喜び

子育ての失敗や苦い経験、喜びなどを書いています。小学生、高齢者を応援する人生ゲームも紹介しています。

授業参観でいきなり騒ぎ出した子

2019年04月19日 | 子育ての苦い経験・喜び
授業参観でいきなり騒ぎ出した子 

 息子が1年生の時、授業参観に行きました。
 子どもたちは班ごとに、出し物を準備して発表してくれました。
 ある班が、画用紙で作った人形劇をやっている時、
 子どもも親も集中して静かに見ていました。

 と・・・突然息子の友達の男の子が
 タンバリンを叩きながら騒ぎ出したのです。
 みな驚きました。雰囲気は台無しです・・・
 その子は騒がないように厳しく注意されると同時に、
 その後は、「落ち着きのない非常識な子」と言われてしまい
 「あの子はね~」と親子とも色眼鏡で見られるように
 なってしまいました。
      
 確かに落ち着きのない子ではありましたが、
 優しい子でしたので後日会った時に、
 その時のことを「どうしたの?」と聞いてみました。
 その子の話を聞いて驚きました。
 「あの時はさぁ・・・みんなひどいよ。」と言うのです。
  クラスの友達があんなに一生懸命人形劇やっているのに、
  誰も盛り上げようとしないんだもん。
  静かに無視しちゃって、俺だけでも盛り上げないと
  かわいそうだと思って盛り上げたんだ。」
 「ふ~ん」と私は聞いていました。
 「そしたら、みんなに怒られた!」全く納得していない様子でした。
 やっぱり優しい気持ちから起こした行動だったのです。
 ただし捉え方がちょっとずれている・・・
   
 う~ん・・・・あれは無視してたんではなくて、
 集中して見ていたことなどを説明しました。
 「え~じゃ俺が盛り上げなくても良かったわけ?」と
 ようやく状況を理解できたようでした。
 「じゃあ俺も静かに見てれば良かった・・・」と。

 まだ1年生ですから・・・捉え方も表現も未熟です。
 私たちは大人ですから、子どもたちの様子を
 見たままで判断すること無く「どうしたの?」と
 まずは本人の気持ちを聞いてみることが大切だと
 痛感しました。

  さんぽみちクラブでは、子どもや高齢者を応援する
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  シリーズその3 「小学校友達集めゲ-ム」

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