深い深い奥深い森で、
おとうさんとはぐれてしまった
朝顔ちゃんと昼顔くん。
二人は小さな空き家を見つけ、
おとうさんと又会える日まで、
そこで二人力を合わせ、
暮していくことにしました。
今日は、
その小さな空き家の前に作った
小さな畑で育てたカボチャを、
近くの村へ売りにやって来ました。

朝顔 『おにいちゃん、一個っきゃ売れなかったね。』
昼顔 『そうだねぇ、この辺の人たちは、
自分たちでも畑でカボチャつくってたからね。』

朝顔 『これじゃ私たちのご飯、
又しばらくカボチャ料理だよ。』
昼顔 『う~~~ん・・・。』

朝顔 『お~、よしよし。』
ワンコ 『く~~~ん。』

朝顔 『今日のご飯もカボチャだよ。
ごちそうは、しばらくおあずけね。』
ワンコ 『・・・・・。』

朝顔 『それもこれも、
ふがいない昼顔おにいちゃんのせいなんだよ。
がまんしてね。』
昼顔 『え?!』

昼顔 (・・・ぼ、ぼくのせい?)

昼顔 (・・・・・。)

朝顔 『まあ、そうしょげないで。
お弁当にしましょう。』
昼顔 『わぁ、お弁当もってきたんだ。
食べよう、食べよう。』

・・・・・。

昼顔 (・・・カボチャパイ。)

朝顔 『何しろ、カボチャしかないんだからね。
今晩はカボチャのポタージュとカボチャパンだよ。』

昼顔 『・・・い、いただきます。』
朝顔 『はい、めしあがれ。』

昼顔 (はぁぁぁ~~~・・・。)
これで一体何日カボチャ料理が続いた事でしょう。
・・・でも、
おとうさんと、あの暗い森の中ではぐれて、
周り中から聞こえてくる、
何だかわからない動物の声におびえ、
お腹もペコペコになった時のことを思えば、
甘くておいしいカボチャ料理を、
お腹いっぱい食べれるなんて、
とっても幸せなことのです。

昼顔 (・・・しょっぱいもの食べたい。)


ポンチョボーイの色違い、
ポンチョガール作りました。
今回は、
パンツの裾には刺繍いれてません。
昼顔おにいちゃんはデフォボディ、
朝顔ちゃんはiMda Doll2.2ボディにしてあるので、
同じ丈でも、
こんなに長さが違っちゃいます。

女の子らしくしたかったので、
刺繍の柄もちょっと変えました。

ポンチョガールと言いながら、
形はポンチョボーイなので、
色だけでもガーリッシュにしようと思い、
赤とモスピンクでつくりました。



(出演者:Ppinkydolls Miko 朝顔ちゃん&昼顔おにいちゃん)