ここは、ゴンベイ牧場の家畜小屋。
ゴンベイ 『・・・あ、こんにちは。
僕、ゴンベイ。
お久しぶりです。僕の事覚えてくれてますか?
迷子の森から、きのこ谷に引っ越してきましたが、
やっぱり、牧場をやっています。』
誰かさん 『ごめんくださ~~~い。』
ゴンベイ 『・・・はい?』
誰かさん 『私は、ベイビーちゃんと申します。
空の上の方~~~のお方から、ある任務を授かりまして、
空の上の方~~~から、やってまいりました。
わたくし、まだ赤ちゃん、ひよっこでございます。』
先輩のキューピットちゃんが、松子さんのお宅におじゃましておりますが、
愛のキューピットとしてのお仕事の方が、さっぱりはかどらないようなので、
後輩のわたくしが、助っ人として、
ゴンベイちゃんのお宅にお邪魔しに来たという訳です。
ゴンベイちゃんの愛が実るように、
わたくし何でもお手伝いさせていただきますので、
何でも申しつけてくださいませ。』
ゴンベイ 『そうなんですか、それは助かるなぁ。』
ゴンベイ 『それでは、ちょっと待っていてください。』
ベイビーちゃん 『はい。』
・・・そして。
ゴンベイ 『先ずは、どうぞこれにお着替えください。
そのような格好では、さぞお寒い事でしょう。
それに、これに着替えた方が、働きやすいです。』
ベイビーちゃん 『・・・わたくしはこれで大丈夫なんですが。
(・・・働く?)』
ゴンベイ 『目つぶってますから、どうぞお着替えください。』
ベイビーちゃん 『・・・は、はぁ。』
・・・そして。
ベイビーちゃん 『お待たせいたしました。』
ゴンベイ 『大変よくお似合いです。』
ゴンベイ 『お手伝い下さるのは、ホントに助かります。
配達もありますので、手いっぱいなんです。』
ベイビーちゃん 『・・・?』
ゴンベイ 『なにしろ、ジンベイお兄ちゃんがごらんの通りですので。』
ベイビーちゃん 『ジンベイさん?』
ゴンベイ 『ジンベイお兄ちゃんは、画家をめざしていますので、
牧場の方は、手伝ってくれないのです。』
ベイビーちゃん (牧場の仕事・・・)
ゴンベイ 『それでは、僕は配達に行って来ますので、
このブラシで動物たちのブラッシングをしていただけますか?』
ベイビーちゃん 『ブ、ブラッシングですか?
・・・あの~、わたくしの任務は愛のキューピ・・・。』
ゴンベイ 『それでは、よろしくお願いします。
行ってまいります。』
ベイビーちゃん 『。。。。。』
空の上の方~~~のお方が、
ゴンベイちゃんが松子ちゃんの気持ちに全く気付かない事を、
見るに見かねて、キューピットちゃんいう愛の天使を、
何年も前に、松子ちゃんのところに遣わせました。
でも、キューピットちゃんの任務が全くはかどらない事に業を煮やし、
助っ人として、後輩のベイビーちゃんを、
ゴンベイちゃんの方に送り込んでくれました。
ところが、ゴンベイちゃんは何を勘違いしたのか、
ベイビーちゃんが牧場のお仕事を手伝ってくれると思い込んでしまったのです。
松子ちゃんとゴンベイちゃんの愛の行方は、
相変わらず前途多難なようです(^^;)。
ゴンベイちゃんのお兄ちゃん、ジンベイちゃん。
全く牧場のお手伝いはしてくれませんが、
画家になると言う志しだけは大きいので、
目が輝いています。
(たまたま、夕日が当たってた)(笑)
ベイビーちゃんが増えて、
三人住まいになった、ゴンベイ牧場。
マダムアレクサンダーの新人さんの、赤ちゃんマダム。
赤ちゃんのままの格好では、
お話に使いづらいので、すぐに着替えさせてしまいました(笑)。
ゴンベイちゃんはというと、
ずっともんぺをはかせていましたが、もんぺは女性がはくもの(ですよね?)なので、
ちょっと気になっていたので、昔のお百姓さんが着ているような、
ラクダのももひきとシャツみたいなものを作りました。
上は綿の入っていない半纏みたいなものを着ていたようなので、
そのうち作ろうと思っていますが、
ブライス用のちゃんちゃんこを着せてみたら可愛かったので着せました。
ジェニーちゃんのスイートダイニング、
キッチン&ダイニングにもなるし、
パン屋さんやケーキ屋さんみたいにも使えるし、
オーブンを写さなければ、家畜小屋みたいにも使えるし、
すごく便利です。
外側も使えて、その上可愛いので、だ~~~い好き♪♪♪
(出演者:マダムアレクサンダー ゴンベイちゃん
&
ジンベイちゃん
&
ベイビーちゃん)