りらの宝塚な日々

宝塚歌劇のあれこれをたまに綴ります。ただのファンです。最近は、観劇できなくなっています。

アナザーワールドとキラールージュ

2018-04-30 08:08:13 | 趣味


初日を観劇してきました。

谷先生は落語には定評があるのですが、アナザーワールドは、終始お笑いだらけでした。

プロローグは、チョンパで始まり若衆が美しくて…。

そのあと、始まるあの世の世界。

宝塚ネタが満載。華形ひかるさんの貧乏神…ベルサイユのハス(バラ)、植田紳爾ネタ、ラインダンス、みきちぐさんのスター、虞美人のはるこちゃん…。

宝塚を長年観続けたコアファンは、大ウケ!

少しはホロリとさせられるのかと思ったら、ひたすらお笑いでした。
あれ、最強は柚長ですわ。

日頃から関西弁で喋っている生徒さんはともかく、地方の方は苦労が感じ取られました。

私は、このお笑いネタで何回も笑うことは厳しいですがね〜最終的にお昼寝タイムになりそう。
一回だけ観劇の方は、楽しい思い出が作れます。そういう方におすすめ。

宝塚を初めて観る方には、宝塚ネタに置いてきぼりかも…。

役が少ないため、下級生の台詞がないです。折角ジバゴで、実力を披露できた生徒さん達が気の毒…。

礼真琴、有沙瞳の歌は上手い。

紅さんだからやれる演目かもしれないです。



キラールージュは、齋藤吉正先生のショー。
紅ゆずるのショーって感じのタイトル。

台湾で披露したお衣装より、色がえんじ色というかくすんだ赤系で…中詰あたりに、シトラスのお衣装みたいなのがあって、はあ?とはなりました。

激しくてテンポ早くて、走り抜けるようなショーでした。
色気放つ生徒さんもいて、ピンポイントでなら、通えるショーですかね。

使われている曲が知ってるものが多くて。

特に印象に残っているのは、
アニメ、ベルサイユのばらのOPでした。うっわー!なつかしい〜

天寿光希と華鳥礼良が歌う場面、白妙なつと輝咲玲央さんが歌う場面がありました。

そして、君が望むなら(ヒデキ!)ですよ。「情熱の嵐」男役群舞が色気を放つ〜!

そのあと娘役も大階段から降りてきて、「紅のマスカレード」…そしてまた男役もでてくる流れ。

あともう一曲西城秀樹の歌。華形ひかるが歌ってました。


西城秀樹を知らない世代が増えたから、ぽかーんな人と、掛け声入れたくてムズムズの人に分かれたでしょう。

綺咲愛里の靴のハプニングがありましたね。

黒燕尾ではなかったです。

紅さんの息の上がり具合が凄かった…。

舞台挨拶のとき、紅さんを見つめる天寿氏の心配そうな顔が目立っていました。明らかにほか生徒さんと違いました。え?この二人、特別な関係???そりゃ紅5だけれど、なんかそれ以上のものが…???

あ、客席降りも中詰でした。
上級生さんは、センターブロック通路が多くて、サブセン通路は中堅のようにみえました。いや、全部見えないから知りませんけど。色んな学年が混在かな。

あと、「キラキララキラキラールージュ」の振付指導がありました。
せっかく振付指導したならもっと皆で踊りましょうよ〜振付指導を客席降りの前に持ってきたほうがよいのでは?

瀬央ゆりあを上げて、極美慎を上げてきた感じです。天華えまもいい位置にはいました。

十碧れいやは今回で退団ですが、お芝居があの役では気の毒な感じ。
ショーは使われていました。

麻央侑希は、どんどん下げられてきた感じです。鬼だからわからないっていうのもありますが。でも銀橋渡りもあるし、真ん中降りもあるし。ショーはまだ使われてるようです。

台湾用のショーとしての楽曲選びだったのかもしれません。

ショーが好みかどうかは、ともかく、ピンポイントでは私的に楽しめてましたが…。

一回は観ても損はないです。

あ、忘れるところでした。

104期生の初舞台でもありました。
チョンパの前に、初舞台生口上がありまして、日本物の時は、みどりの袴じゃないことが多かったのに、緑の袴でした。よかった〜!

ラインダンスは、みんな頑張って揃ってましたが、振付が盛り上がりに欠け単調でした〜