婆のたわごと♬

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ママの手、あったかい♬

2022-04-02 05:47:56 | 日記

今、長男のお嫁ちゃんは、2階の自室で「リモート」で仕事をしている。

時たま、会議が入るので、その時間帯は、階下の私たちは、音をたてないように

ひっそりと過ごす。 ^^) _旦~~

何もそこまでしなくても…とお嫁ちゃんは恐縮するが、息子がうるさいのだ。

 

ちょうど、1年前に心臓の冠動脈乖離で、救急搬送された息子。

生死のほどは、半々だったという。

運よく、生還したが、いまだに、無職のままだ。

強く言って、また心臓が…と思うと、何も言えず、親は悶々とした気持ちだ。

お嫁ちゃんに呆れられれば、それまでだが、彼女は献身的に息子に尽くしているようだ。

まぁ~、衣食住のうち、住は親の家だし、税金関係も親払い。

「私はここがいいです!」と、公言するのも、あながち、嘘ではないような…。

 

買い物は息子の役目。

業スーや、OKなど、経済的なスーパーで大量買いを。

彼女の指示通り、ベテランの主婦並みに、慣れたものだ。 

彼女は、それらをこまめに冷凍し、効率よく食事を作っている。

栄養指導を受けてから、食事つくりは私の手を離れた…。

2年前は、親子4人前の食事を三食作ってきた。

が、もう、今は、私にはそんな体力も気力もない。"(-""-)"

 

リモート中の昼休みは、かっきり1時間。

朝、用意した昼食をお盆にのせて、「お邪魔します!」と、階下のダイニングに

降りてくる。

我々、老夫婦は朝も昼も早いから、息子夫婦二人だけで、ゆっくり、ランチを取ることができる。

 

「キーボードが冷たくて、手が冷たくなってしまって…」

 

と、冷たい手を私に見せる。

温めてあげる…と、私は自分の手のひらで、彼女の冷たくなった指先を包んだ。

 

「わぁぉ~♪ ママの手、あったかい!!」

 

私は、子供のころから、火の玉と言われてた。

お前が居れば、行火(あんか)は要らないな…なんて言われていたくらい温かい。

珍しく、彼女は長い時間、手を引っ込めなかった。

よほど、寒かったのか…。

 

ちょっと、きつい物言いをするし、頭も切れる人だから、のろまでドジの私は、ちょっと、

苦手なお嫁ちゃんだったけれど…。

最近は、もしもの時は、ゆだねてもいいな~と、思ってきた。

 

年月の流れは、考えも変えていくものだ。

息子たち夫婦も結婚して、もう、22年目を迎える…。

 

コメント (8)
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