今、一番お気に入りの腕時計がある。
文字盤が見やすくて重宝してる。
昔は、街のあちらこちらに電光掲示板があって、見回せば時刻を知ることができた。
が、最近は少なくなった。
スマホで見れば済むことなのかも…。
でも、私にとっては時刻を知ることは大事なこと。
バス停で待っていても、15分待てば来ることはわかっていても、時刻表を眺めてしまう。
そのお気に入りの腕時計の針が止まってしまった。
電池の交換か…。
いや、これはソーラーの筈。
面倒なことになった…。
駅へ出向いたとき、ビル内の時計屋さんへ駆け込んだ。
すぐに、
「太陽の当たる窓辺に、2週間ほど置いてください!」
とのこと。
秒針がきちんとリズムよく刻んだら、治った証拠です…と。
見ると、秒針は、2秒おきに飛んでいる。
これが、きちんと1秒おきに刻むのが正しいのだそうな。
3日間、置きっぱなし。
だいぶ治ってきた。 時刻も、今のところ、狂ってない。
このところの東京は、雨や曇り日ばかりで、太陽は拝めなかった。
時計だって、太陽に飢えてたんだ…。