またまた、妹の話。
新しい病院に転院して3日が経った。
妹にとっては、たった一人の肉親だから、仕方がないのだけれど…。
病院からは、細かいことでも、親族の私に電話をかけてくる。
先ほども、電話が鳴った。 朝の8時前だ。
担当の看護師さんからだ。
夜と朝、2回も、一人で歩きだし、転倒した模様。
大事に至らなかったものの、病院側としては、驚きだ。
拘束バンドの使用を認めてほしい…との電話だった。
昼過ぎに、伺う旨伝えて、電話を切った。
思えば、妹は小さいころから、活発な子で、かけっこが大好きだった。
リレーの選手に選ばれて、得意満面な顔をしてたのを思い出す。
私は…。 運動が苦手で、かけっこは、いつもビリ。
私なら、妹のように、一人で歩きだすなんてことはないだろうに…。
もう、自分一人では何もできなくなった事実を、妹の頭では理解できなくなってきた…。
あの頭のいい妹が…と思うと、涙がこぼれる。😢