「めでたさも 中位なり おらが春」 小林一茶
新年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします
「中庸」という言葉は、母から教わった。
極端な行き方をせず、偏らず、中正なこと…と言う意味だそうな。
母の教えの通り、私の生き方は、まさに「中庸」。
振り返ってみれば、くそ面白くもない、平平凡凡な暮らしだ。
が、ここへきて、近辺が慌ただしくなってきた。
主人は…と言うと、周りに聞こえるがごとく、大きなため息を。
家人は、いささか、あきれ果てて、そっぽを向き始めた。
人間、やはり、謙虚さは必要で、我が身ばかり優先も、どうか…と思う。
あわやと言うところで、一命をとりとめた妹。
以前の傲慢さは影を潜め、このところ、すこぶる穏やかでかわいい。(笑)
法律がどうたら…とか、妹も、今の病院を60日で出なければならない。
タイムリミットは2月の中旬。
それまでに、終の棲家を探さねば…。
付け焼刃のような勉強法ではあるが、だいぶ、いろいろなことが分かってきた。
軽い認知のある妹には、「介護付き老人ホーム」を探さなくてはならない。
根っからの都会育ちの妹には、自然豊かな…なんてところは、無理だろう。
おのずから、選ぶ基準も限られてくる。
幸いに、預金があるらしいことは、数々の通知書(お知らせ)から見えてきた。
問題は、それをどう、生かしたらいいのだろう…。
忙しさにかまけ、自分の体のことは、ちょっと脇に置いとくことが多くなってきた。
またまた、咳き込むことが…。
もともと、呼吸器系の疾患がある私。 気を付けなくては…。