昨日は、主人の診察日だった。
俺が一緒に行くから、ママは家でのんびりしなよ…との息子の言葉に従って、
まったり過ごしていたら…。
電話のベルが。
初めての声のようだが、しっかり、私を名指している。
はて…?
文京区の包括センターのケアマネさんからの電話だ。
文京区と言えば、妹しかいない。
妹とは、2年ほど音信不通だ。
何が原因とはわからないけれど、連絡は途絶えてしまった。
カギを持っているのだから、いつでも行けるのだが、寄せ付けない(拒否)雰囲気に
私もおへそを曲げていた。
ケアマネさんが言うには、この2~3日、部屋の中の音がしない…ので、
扉を開けたいのだが、本人は立てない様子。
お姉さまがカギを持っているといいのだが…とのこと。
すぐに伺いますが、1時間ほど待ってくださいと言いおいて、すぐに支度を。
息子に連絡をすると、主人のほうは自分一人で何とかなるから、妹のほうに
行かれることになった。
4時前に妹の家の扉の前に着いた。
すぐに扉はあけられたが、なんと、チェーンがかかっていて、扉は開かない。
鍵やさんにチェーン切ってもらってから、「119番」をとケアマネさんは言う。
10センチほどの隙間から妹の姿を発見。
なんと、信じられないほどの大量のビニール袋の中に、妹は仰向けに倒れていた。
冷たい手を握ったら、「あったかい!」と、何度も言う。
なんでこんなになるまで、連絡をしなかったのか…と、腹が立つ。
ごみの袋だって、長い間のことだろう。
ケアマネさんは、何もしないのか…。
やっと、チェーンが切れて、救急隊の手にゆだねられた。
その時に、
「ちょっと、お金はかかりますが『救急延命室センター』に運びますが、ご了承を」
と、救急隊の医師に言われて、びっくり。
何が何だかわからないけれど、ともかく、よろしくお願いします…と、頭を下げた。
連れていかれたところはお茶の水の救急センター。
日本にも、こんな大きなセンターがあるのかと、驚いた。
顔色は、よくなったものの、まだまだ、予断は許さない状況だ。
今回、なぜ、姉のところに連絡してきたかというと、自分のお財布に、私と甥(私の息子)の電話番号が書かれた紙を、後生大事に持っていたらしい。
最後は、やはり、肉親に助けてもらおうと思っていたのか…と、涙がこぼれた。
風邪が治ったタイミングに、いろいろと、忙しくなってきた私。
貧乏暇なし。
一生、なんだかんだ動く星の下に生まれたのか…。
それにしても、毅然とした振る舞いの妹の、あの変わりざまは…。
見たくなかった!!
涙がこぼれる。
それにしても、命もお金で買えるのかな…と、ちょっぴり、思った。
何本もの管をつけられた妹。
果たして、妹の真意はどうだっただろう…。
私なら、どうしてもらおうかな…。
元気になられて、お話ができると、良いですね。
アミさん、家にいる時に連絡あってよかったですね💦
年老いて、体力なくなったら、誰か身内に頼らなくちゃいけない。お姉さんと甥っ子の存在だけは、財布の中に忍ばせていたなんて。
いろんなことが同時期に起こって大変でしょうけど、妹さんが無事でありますように。
胸が詰まりました。
頼るのはお姉さんしかいません。どうか妹さんが無事でありますように。
血は水より濃いと言いますもの。
妹さんはアミさんが頼りだったんですね。
とにかくお元気になられますように祈ってますね!
まあ、見つけて貰って良かったけど、一人暮らしだとそうなるんですね。ご無事で何よりでした!しかし、これからがまた、大変ですねえ…。
面倒を見られる立場でなく、失礼ながら良かったです。
ケアマネさんは鍵を預かることが出来ないから、適切な行動だと思いますが。
アミさん自身、くれぐれも無理をされませんようにね。