人員削減で効率化を図るなど,もはや夢のまた夢。人手不足が慢性化している。特に「三K業種」とされる建設業,介護,トラックドライバー,タクシードライバー,外食産業,小売業などは企業の存続を揺るがしかねない厳しい事態に陥っている。 . . . 本文を読む
しまむらや無印良品は,マニュアルを経営品質向上に欠かせないツールとして駆使しています。その一方,ファーストリテイリング(ユニクロ)に見られるようにマニュアル不要論を唱える企業もあり,マニュアルの有効性に関する評価は割れる所です。こうしたひずみを生んだ背景の一つにに,「マニュアルは,絶対唯一の手順書」とする考え方があげられます。 . . . 本文を読む
マニュアルとひと口に言っても,「マニュアルとは何か」に関する明確な定義はありません。そして「マニュアルの役割と適用分野」に関しても,業界や企業によってその解釈は様々で多岐に及びます。参考までにいくつかの事例と,識者の見解を紹介します。 . . . 本文を読む
何事も光(功)があれば,陰(罪)もありです。私には,M先生は「能率」「マニュアル」「標準化」の陰(罪)を強調しすぎて,光(功)の部分を見落としておられるように思えるのです。そこでM先生への反論も込めて,前回の「能率」(・マニュアルのつくり方・生かし方・3-能率とは-)に続き,「標準化」の光(功)を洗い出してみます。 . . . 本文を読む
日本におけるマーケティングの権威の一人として知られるM先生(k大名誉教授)が,2008年11月に有力ビジネス誌の巻頭で,『戦後,日本を悪くしたものが3つあります。「能率」「マニュアル」「標準化」です。商売に多くの無駄がはびこっていた時代には,これらが“3種の神器”となって,差別的優位性をもたらしました。・・・・(中略)・・・多くの企業が競って効率化を進めていった結果,個性のない店が蔓延し,どこの店で買っても大差ないと思われるようになりました。』と述べておられます。さらに続けて,「能率」「マニュアル」「標準化」の3種の神器は,そこで働く人間をコモディティー化させた,と一刀両断です。 . . . 本文を読む
「マニュアル化」と聞くと,ある種の非人間的で冷たいイメージが連想されます。そして,マニュアル通りには動くが,「マニュアルに書いてないことはしない」人を,「自主性」や「問題意識」を欠く「マニュアル人間」と揶揄されたりもします。 さらに,マニュアルは画一的で創造性に乏しく,臨機応変さを欠く“ロボット型人間”を生む元凶ともみなされ,これがマニュアル否定論につながっています。 . . . 本文を読む
現実のビジネス分野におけるマニュアルの適用範囲は,上図のように,狭義には仕事の処理手順や手続きを記述した「手順書」や,ソフトウエアや機器類の「操作説明書」,広義には教育用テキスト,さらに従業員の行動規範,行動指針と広範に及びます。これに関連して,マニュアルの概念や定義に関しても,諸説様々で曖昧模糊としています。 . . . 本文を読む
回転寿司「すし銚子丸」 http://www.choushimaru.co.jp/ の2016年5月期の売上高が197億円(前年同期比3.4%増),店舗数92店舗である。業界最大手の「スシロー」の2015年9月期の売上高は1,350億円であることから,規模面では格段の差があるが,今後の可能性が十分に見込めると,業界筋はみている。 . . . 本文を読む
自宅の近くにあり,手頃価格でおいしいことから,回転寿司「すし銚子丸」 http://www.choushimaru.co.jp/ には,時折,足を運んでいる。面識はないのですが創業者の堀地速男(ほりち・はやお)さんが,かつて加盟店の店舗活性化でお手伝いさせていただいたスーパーのボランタリーチェン「セルコ」の幹部社員であったことも,「すし銚子丸」に親しみを持ちファンになった理由の一つである。 . . . 本文を読む
熊本のご当地グルメといえば「馬刺し」や「辛子レンコン」が,まずうかぶ。地味ではあるが,ふりかけの「御飯(ごはん)の友」も外せない。 御飯の友は大正初期に誕生した。当時の日本は,食糧難にあえぎ,多くの日本人はカルシウムが慢性的に不足していた。 . . . 本文を読む