人権活動家によると、シリアの首都ダマスカス郊外のガソリンスタンドが空襲されて多くの人が死亡しました。
ダマスカスの住民は、Mleiha地区の石油スタンドが空襲された後、燃えている死体やおぞましい光景を見たと言っています。
未確認のビデオが、黒焦げの死体や燃え尽きた車両を映し出しました。
活動家は、届けられた燃料を委託販売しているガソリンスタンドを軍用機が攻撃したとロイター通信に語りました。
彼らは、少なくとも30人が死亡したと言いましたが、別の活動グループは、死者数を少なくとも50人としています。
正確な数字は確認されていません。
Mleihaは反対派の拠点ではないのに、市民は攻撃の矢面に立っていると記者は伝えます。死傷者の多くは女性や子供達です。
シリアは慢性的な燃料不足で、運転手はしばしばガソリンスタンドで列を作って長時間待たなければなりません。
活動家は、単体のミサイルがスタンドに撃ちこまれたとAP通信に語りました。
それが大爆発を引き起こして並んで待っていた車両に燃え移りました。
反対派集団は、2011年の暴動勃発以来44,000人以上が死亡したと言います。
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新年早々からやりきれない事件です。シリア政権は持続しないだろうと言われながらも1年以上も存続して反人権的な攻撃をくり返しています。イランなどから武器や資金が流れているのではないかと言われていますが、反政府側にもテロ組織などが紛れ込んでいると言われています。こんな状態が続くと、たとえ収束したとしても、市民の保護や復興などは至難の業でしょう。
シリアは一体どうなるのでしょうか!?