(写真)打ち上げは韓国に安堵感を与えるだろうと記者は言います
(写真)韓国では打ち上げ成功へのプレッシャーが高まっています
韓国は、人工衛星を宇宙に運ぶロケットの3度目の打ち上げが成功したと言言っています。
韓国のVehicle-1 (KSLV-1)のは、16時に羅老宇宙センターから発射しました。
科学相の李朱鎬氏は、気象データを収集する人工衛星は正しい軌道にあると言いました。
北朝鮮が3段階のロケットを使って人工衛星を打ち上げ世界の批判を浴びた数週間後の打ち上げになります。
羅老(Naro)として知られている韓国の140トンのロケットは、ロシアと提携して組み立てられました。3回の打ち上げは全て提携によるものでした。
2009年と2010年の打ち上げは失敗し、今回の打ち上げは技術的な理由で2回延期されていました。
しかし、政府筋によると、ソウルの南方480キロの地点から発射された水曜日の打ち上げは計画通りに進み、ロケットは目標の高度に達して衛星を軌道に載せました。
「種々のデータを分析した後、羅老ロケットは科学衛星を予定の軌道に乗せた。衛星は発射後540秒後に離れた。」と李氏は記者に語りました。
「我々は、今、宇宙国家の仲間入りをした。韓国は、この圧倒的な瞬間を強く躍動的に利用して独立した宇宙計画を推進する。」と彼は言いました。
科学技術衛星-2Cと呼ばれる衛星は、気象データを収集することが目的です。それは、木曜日の05時に地上のステーションと連絡を取り、その時点で打ち上げが目的を達成したかどうかを技術者が最終判断することになると聯合ニュースが伝えました。
韓国は、すでに、宇宙に衛星を持っていますが、全て外国から打ち上げられたものです。
2009年に韓国から打ち上げられた1回目は軌道に入ったロケットから衛星が切り離されずに失敗しました。 2010年は、発射後数秒でロケットが爆発しました。
北朝鮮が12月12日にロケットを打ち上げて衛生を軌道に乗せて以来、韓国では成功へのプレッシャーが高まっていました。北朝鮮は、その打ち上げに続き高いレベルの核実験と長距離ロケット発射の計画を発表しました。
国連は、北朝鮮の打ち上げは禁止されているミサイル技術を使っているとして、北朝鮮に対して制裁を拡大することを決めました。世界が、北朝鮮に核実験を実施しないように呼びかけています。
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完全な成功の判断は明朝になるようですが、ほぼ成功したようです。北朝鮮が成功(?)した後、韓国は焦っていたようですが、これで安堵したことでしょう。
これに黙っていないのが北朝鮮。さっそく、韓国の打ち上げをミサイル発射と呼び、国際社会の見方が不公平と発表したようです。