フランスは、シリア政府に化学兵器を国際管理下に置くことを促すための決議案を国連安全保障理事会に提出しました。
フランスのファビウス外相が火曜日にその案を発表しました。
決議案は、所有する武器を全て放棄してそのプロセスを実証するために国連の査察官を受け入れるようにアサド大統領に求めています。
もしアサド政権が提案を受け入れないなら非常に深刻な結果になるだろうと警告しています。
また、先月の化学兵器による攻撃に関わった者は国際刑事裁判所に提訴されるべきだともしています。
ファビウス外相は、フランス政府は迅速な審議をするために火曜日に国連に提案する予定だと言っています。
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シリアの化学兵器問題が急展開をしています。振り上げた拳をどう降ろそうかと困っていたオバマ大統領にとってはロシアの提案は渡りに船でしょう。でも、アサド大統領がそれを素直に認めるでしょうか。仏・米は空爆をちらつかせながらアサド大統領に決断を迫るでしょうし、ロシアが提案した真意も不明です。まだまだ茨の道が続きますね。