(写真)パキスタン・テレビが放映した破壊したバスと道路に散らばった破片
パキスタン北東部ペシャワール近くでバスが爆発して少なくとも17人が死亡したと伝えられました。
バスには政府関係者が乗っていておよそ15キロ北東部のブルベラ地域に戻るところでした。
70人以上が乗車していたと警察が伝えています。
ペシャワールでは、ここ数年、タリバン過激派による多くの爆発や銃撃が起こっています。
最初の報道によると爆弾はバスの後部に置かれていました。
金曜日の爆発で少なくとも34人が負傷したと政府高官が記者に語りました。いまのところ犯行声明は出ていません。
警察は、バスの爆破は特に政府職員を狙ったものとしています。
ペシャワール爆発物処理班の班長が、10キロから15キロの爆発物が装置されていたと発表しました。
日曜日には、ペシャワールの教会の外で2発の爆弾が爆発しました。パキスタンの教会内の爆発としては最悪のものでした。パキスタンタリバンに関係のある過激派が犯行声明を出しました。
2012年6月には、同じ地域で、政府職員を乗せていたバスが爆破されて少なくとも20人が死亡、40人近くが負傷しました。
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パキスタンのペシャワールは過激派の巣窟のようです。住民は恐怖に晒されていることでしょう。 現地で危険を冒して治安の改善のために努力をしている日本人も多くいます。気を付けてください!