まるこの「時事和訳ブログ」

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パキスタンの教会の爆発で大勢が死亡

2013-09-22 | Weblog

パキスタンの都市ペシャワールの教会の外で爆発が起こり少なくとも60人が死亡し100人以上が負傷したと発表されました。

日曜日のミサの後人々が外に出た時に、二人の自爆者が爆死したと言われています。

犠牲者の中には女性や子供達が含まれているそうです。

今までのパキスタンのキリスト教徒への攻撃はイスラム過激派によるものとされています。人口の大半がイスラム教徒の国で1.6%がキリスト教徒です。

攻撃を認めている者はいません。

目撃者によると、爆発は2回起こり、2度目が最初の爆発より強力だったそうです。

当時、500人 か 600人位の人が教会の中にいたと言われています。

死を悲しむ親戚が集まって身内の身元を確かめています。

パキスタンの少数派キリスト教徒の多くが、闘争や過激主義への政府の取り組みの失敗に怒りを露わにしています。過去数十年で多くの命が奪われています。

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パキスタンもか! 中東では少数派のキリスト教徒の受難が続いています。宗教対立だけでなく同じイスラム教徒間での宗派争いもすごいものです。これが中東の宿命なのでしょうか。

 


速報 ボコ・ハラムの攻撃:政府は治安軍を標的にしていると見ている

2013-09-20 | Weblog

イスラム過激派の疑いのある組織が首都アブジャで治安軍に発砲したと政府が伝えました。

ボコ・ハラムの武器庫と思われる場所を探った後、3時頃衝突が発生したとナイジェリア情報局が言いました。

情報局は死傷者について情報を発表していませんが、目撃者は死者を見たと言っています。

ボコ・ハラムはナイジェリア北東部で最も暗躍しており5月に緊急事態宣言がなされました。

しかし、最悪の状態の地域には大規模に軍事展開しているにもかかわらず最近襲撃が増えています。

ボルノ州で起こった最近の襲撃で、少なくとも87人が過激派の攻撃で殺されたと政府が言いました。彼らは、ベニシェイクの郊外に設置されている検問所で軍の制服を着て逃げようとする者を射殺しました。

集団は、ナイジェリアをイスラム国家にすることを望んでいて2009年以来激しい暴動を起こしています。

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臨時ユースです。だから、まだ、情報が不十分ですが、ナイジェリアも過激派が暗躍していて相変わらず危険のようです。

 

(^.^) 今宵の月もきれいです。水平のお月さんは金色できれいでした。上るにつれて銀色になるのですね。

                 

                

                

 


グーグルが健康と老化を研究する会社を設立

2013-09-19 | Weblog

米国のIT大手グーグルは、人々の健康と福祉、特に老化現象に集中する会社を設立すると伝えています。

ラリー・ページ社長は、新会社Calicoを設立すると彼のソーシャルネットのサイトで水曜日に発表しました。

バイオテクノロジーのGenentech社のレヴィンソン社長がCEOとして会社を導くことになると彼は言います。レヴィンソン氏の会社は医薬品開発を専門にしています。

レヴィンソン氏は、アップルの会長でもあります。

Calico社は、老いや老いに関する病気の解明に努力することになるとページ氏が声明で述べました。

投資は長期的な賭けになるが、会社は正当な目的を持ち理解ある人々と共に発展すると信じていると彼は言います。

この事は、グーグルがウエアラブル・コンピューター(持ち運びできる小さなパソコン)とオートドライビング・カー(自動操縦車)を初公開した後に発表されました。

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IT企業は競争に凌ぎを削っているようです。グーグルは、小型パソコンや自動的に走る車などで世間を驚かした後、今度は老いや福祉関連の研究をする会社を設立するとのこと。多くの国がこれから高齢社会を迎えるにあたって先取りをするつもりのようですね。

 

(^.^) 今日は中秋の満月でした。夕方家の外に出たらきれいな月が輝いていました。久しぶりにデジカメで写しました。少しの時間差で色が違って見えました。

     


マレーシアが日本にハラールセンターを設立

2013-09-18 | Weblog

 

マレーシア政府は、日本と他の外国の都市にハラール製品の証明書を発行するためのハブ施設を設立する予定です。ハラールはイスラム法の下でイスラム教徒が消費を許される製品を指定するものです。

マレーシアはハラール製品の証明制度を持つ唯一の国です。国は、イスラム教徒が使用する食品や化粧品や他の製品のハラール証明書を発行します。ハラール製品は豚肉やアルコール由来成分を含んではいけません。

水曜日に、マレーシア政府系会社の代表者と日本の貿易会社と香港の会社が、クアラルンプールの郊外でビジネス交渉合意書に署名しました。東京と他の外国の都市に設立します。

マレーシアの会社は施設に専門家を送ってハラール制度やその実施に関する基礎的理解のための講義を行う予定です。専門家は、また、工場を検査したり手引書を提供したり工場にハラール証明書を発行します。

日本の会社が施設を利用してハラールビジネスを始めるだけでなくマレーシアやインドネシア近隣諸国や中東のイスラム国家に輸出をすることも簡単にできるようになると期待されています。

マレーシア国際貿易工業相は、日本のベンチャー企業がハラールビジネスを始めることを希望していると表明しました。彼は、会社は世界に開かれているのであってイスラムの会社に制限されているのではないと言いました。

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マレーシアは積極的にハラールビジネスを推し進めているようです。ハラール製品を外国に認めることで経済を発展させるつもりでしょうか。イスラム国家といえば中東の過激派の暗いイメージがありますが、マレーシアのように経済発展とハラールビジネスを結びつけることは明るいニュースですね。


検査官がシリア報告書を国連に提出

2013-09-16 | Weblog

 

国連の検査官が、先月シリアで使われたとされる化学兵器に関する報告書を国連事務総長に提出しました。報告書は月曜日に発表される予定です。

国連の検査官の代表者セルストロム氏が、日曜日に、検査チームの報告書を国連総長に提出したと国連の報道官が伝えました。

月曜日に、事務総長が報告書に関して国連で概要を伝える予定です。

これまで、彼は、検査官の報告書が化学兵器が使われたとする主張を裏づける可能性があると言ってきました。

米国とロシアが、シリアが保有する化学兵器を破棄する枠組みに合意した次の日に報告書が提出されました。

安全保障理事会でシリアに対する決議を採択することになっています。

検査官はシリアに行って、土壌を集めたり化学兵器の影響を受けたと言っている人々の血液を採取しました。

これらのサンプルはオランダのハーグに送られて分析されました。ハーグに化学兵器禁止協会の本部があります。

シリアの反政府組織は、8月21日にダマスカスの近郊で化学兵器が政府軍によって使われ多くの人が死亡したと主張しています。しかし、アサド政権は反政府軍が使用したと主張しています。

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記事で言う月曜日とは日本の明日になるのでしょうか。国連事務総長の発表が待たれます。

ケリー米国務長官は今頃パリで英・仏・イスラエルなどの代表とロシアとの合意について話し合っているはずです。フランスはあくまで強硬姿勢のようです。