![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/71/cd4e05c185fed78794435bc20ee44bda.jpg?random=ed26f2eb017ad58e6047bc865aa3bffe)
軍艦島の隣にある、元祖軍艦島ともいえる中ノ島の特集。
今回は、島内に遺る謎の石碑です。
![中ノ島の御大典記念碑](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/9e/a6fe78363831ca8608f79f1cb753a8d2.jpg?random=ca0fff33cc0b4e4623578d85cacf4962)
中ノ島の山頂に遺る石碑。クリックで拡大。
画像は、中ノ島の山頂に遺る、
植物がアンコールトム状態でからみついて、
なんのものかまったくわからなかった石碑。
中ノ島のことは、拙書でも常に取り上げ、
その都度「解読不能な石碑」としてきました。
下の部分が礎石で、上部に原石に近い形での石碑が載っている、
ということまではわかったのですが、
とにかく絡み付く枝の量が半端無く、
何度か試みたものの、現地で確認することはできませんでした。
しかし、2016年に発売した、
『誰も見たことのない世界遺産軍艦島 DVD BOOK』の取材の際に、
お話を聞きに伺った元島民、石川さんのご自宅で、
驚きの写真を発見。
これがその写真です。
![中ノ島の御大典記念碑](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/e4/c88a3d4b6cca05cfcf5d762595ee4179.jpg?random=b421fa791554e8abbffe384c206fba54)
中ノ島の山頂に遺る御大典記念碑。クリックで拡大。
くっきりと見える「御大典記念」の文字。
そう、昭和天皇ご即位の記念碑だったんですね。
海上に写る軍艦島の学校7階や3号棟が真新しいので、
昭和30年代の後半頃に撮影されたものでしょうか。
それにしてもこの当時は、
碑の周りにはまったく植物がありません。
昭和が記憶の底に沈んでいくように、
中ノ島に遺る昭和もまた、
大自然の中へと沈んでいくのだと思います。
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