千葉県の富津岬の突端に、巨大な展望台の廃墟がありました。
この展望台は明治100年を記念して建設されたものでしたが、
建設後まもなく構造上の欠陥が見つかり、短い期間で閉鎖され、放置されていた展望台です。
冒頭での「廃墟がありました」というのは、この展望台が復活したためです。
去年の暮れ、偶然富津市の案内パンフを見る機会があって、
観光名所の一つにこの展望台が揚げられていました。
当時は潮風に晒されて程良いコンクリートの色を出していた展望台でしたが、
画像を見る限り、綺麗に塗り直されたようです。
それはさておき、富津岬といえば、この展望台もさることながら、
その周囲の地盤がかなり危険だったことを憶えています。
海水の浸食のためか、コンクリートの地盤がひび割れ、
さながら軍艦島や第二海堡のような、崩壊の危険に晒されていました。
展望台と同時に地盤も修復されたのかが、気になるところです。
次回富津岬へ行く機会があったら、是非この展望台は昇ってみたい。
第一海保、第二海保や猿島をはじめとした、環東京湾軍事要塞跡が、
きっと一望できるに違いありません。
■ 追記:01.APR.2007 ■
2005年の夏に訪れた時には補修工事が完了し、
再び展望台として登れるようになっていました。
第一、第二海堡も見渡せ、気持ちいい眺めでした。
コメントありがとうございます.
私も,廃墟は大好きです.特に,根岸森林公園跡にある,競馬場の観覧席に入りたいです.横浜市に懇願しましたが無理でした..
横須賀にある猿島も,結構廃墟の塊みたいですね.今度行ってみたいと思います.
これから,色々と廃墟の情報をアップしてください.また遊びに来ます.
そうだったんですね、廃墟もお好きだったんですね。
根岸競馬場の見学を横浜市に<懇願>されたのは、
すごいですね。
<懇願>してもだめでしたか・・・
また遊びに来てください。
富津市のサイトページを参考にして書いた記事ですが、もっと詳しく書いた方がイイ、ということでしょうか?
というのが、事実と異なるのではないかという指摘だと思います。