拙ブログのトップ記事にも取り上げている、
ムック『東京ぶらり暗渠探検』が好評につき、
『地形で楽しむ東京暗渠散歩』として書籍化されました。
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収録暗渠数が大幅に増量、
ムックで取り上げられた渋谷川、神田川、目黒川の支流の暗渠に加えて、
石神井川、吞川、玉川上水系の支流暗渠も取り上げ、
東京の山の手エリアの暗渠を殆ど網羅したものとなっています。
さらにムックで取り上げていた暗渠も、
その後の近況を含めて最新のものに書き換えられた内容です。
ムックでは殆どの画像が白黒でしたが、
今回はオールカラーなので、見応え満点です。
さらに『アースダイバー』以来人気のある地形の読み解きをとりあげ、
今回の書籍化では、地図が地形図に変わっています。
あたりまえのことですが、かつて東京に流れた数多の細流が、
すべて谷沿いに流れていたのが一目でわかって面白いです。
執筆陣もムック時の、
本田創氏(『東京の水 2009 fragments』)、庵魚堂氏(『世田谷の川探検隊』)、
三土たつお氏(『三土フォリオ』)、そして私に加えて、今回は
lotus62氏『東京peeling!』とnama氏『暗渠さんぽ』のお二方も参加。
尚、書籍化にあたり暗渠マスター本田氏の編・著のクレジットとなりました。
リンク先をご覧になってお分かりかと思いますが、
殆どの皆さん、暗渠だけを調べている方々ばかり。
ある意味、東京暗渠のエキスパートが結集した、
レファレンス・バイブル的な本になったのではないかと思います。
私はというと、たまたま神田川の笹塚支流と玉川上水の余水吐(よすいばけ)が、
個人的に意味のある暗渠だったんで、調べてみたまで。
この本に収録されているのも不思議な気がしますが、
ムック同様上記2つの暗渠で、スペシャル・リポートとして参加させて頂いてます。
ムックの発売から2年、今年の夏に、書籍化に向けて再探索に出かけると、
暗渠沿いには小さいながら様々な変化がおきていて、
静かな都市の鼓動を感じました。
◆
地形を楽しむ東京「暗渠」散歩
著者 本田 創 編著
出版年月日 2012/11/26
ISBN 9784800300041
判型・ページ数 A5・240ページ
定価 本体2,400円+税
序 東京の暗渠
かつての川がたどってきた歴史とそこを探索する意味/暗渠探索のポイント
◎Ⅰ 渋谷川支流の暗渠 山の手地区南側を代表する川筋から都心部の地形を感じる
渋谷川(上流域)/玉川上水原宿村分水/河骨川/
宇田川初台支流(初台川)/宇田川/いもり川/笄川
Special Report 1 白金分水・玉名川・白金三光町支流を歩く
◎Ⅱ 神田川支流の暗渠 井の頭公園の池を源に、多くの支流を集める
桃園川/井草川/江古田川(上流域)/弦巻川/水窪川/蟹川/紅葉川/谷端川・小石川
Special Report 2 歴史が凝縮された東大下水をたどる
Special Report 3 神田川笹塚支流(和泉川) 時代の重なりを味わう
Special Report 4 存在わずか数十年 善福寺川支流・松庵川
◎III 目黒川支流の暗渠 世田谷全域と目黒区北部の水を集めた
北沢川/空川/蛇崩川/谷戸前川/羅漢寺川
Special Report 5 水源の池を求めて烏山川をさかのぼる
◎Ⅳ 呑川支流の暗渠 暗渠と開渠が交互に現れ、短いながらも多彩な表情を見せる
呑川(上流域)/九品仏川/駒沢支流・洗足流れ
◎Ⅴ 石神井川支流の暗渠 中流域で支流の水を集め、下流域で多くの用水とつながっていた
貫井川/エンガ堀/田柄川/谷田川・藍染川
◎Ⅵ 上水・用水の暗渠 動脈と静脈の関係にあった上水・用水と山の手の川
玉川上水(暗渠区間)/千川上水/品川用水/三田用水
Special Report 6 玉川上水余水吐 遺跡の宝庫をめぐる
Extra Report 外堀通り下の暗渠 水道橋分水路を行く
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ムック『東京ぶらり暗渠探検』が好評につき、
『地形で楽しむ東京暗渠散歩』として書籍化されました。
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収録暗渠数が大幅に増量、
ムックで取り上げられた渋谷川、神田川、目黒川の支流の暗渠に加えて、
石神井川、吞川、玉川上水系の支流暗渠も取り上げ、
東京の山の手エリアの暗渠を殆ど網羅したものとなっています。
さらにムックで取り上げていた暗渠も、
その後の近況を含めて最新のものに書き換えられた内容です。
ムックでは殆どの画像が白黒でしたが、
今回はオールカラーなので、見応え満点です。
さらに『アースダイバー』以来人気のある地形の読み解きをとりあげ、
今回の書籍化では、地図が地形図に変わっています。
あたりまえのことですが、かつて東京に流れた数多の細流が、
すべて谷沿いに流れていたのが一目でわかって面白いです。
執筆陣もムック時の、
本田創氏(『東京の水 2009 fragments』)、庵魚堂氏(『世田谷の川探検隊』)、
三土たつお氏(『三土フォリオ』)、そして私に加えて、今回は
lotus62氏『東京peeling!』とnama氏『暗渠さんぽ』のお二方も参加。
尚、書籍化にあたり暗渠マスター本田氏の編・著のクレジットとなりました。
リンク先をご覧になってお分かりかと思いますが、
殆どの皆さん、暗渠だけを調べている方々ばかり。
ある意味、東京暗渠のエキスパートが結集した、
レファレンス・バイブル的な本になったのではないかと思います。
私はというと、たまたま神田川の笹塚支流と玉川上水の余水吐(よすいばけ)が、
個人的に意味のある暗渠だったんで、調べてみたまで。
この本に収録されているのも不思議な気がしますが、
ムック同様上記2つの暗渠で、スペシャル・リポートとして参加させて頂いてます。
ムックの発売から2年、今年の夏に、書籍化に向けて再探索に出かけると、
暗渠沿いには小さいながら様々な変化がおきていて、
静かな都市の鼓動を感じました。
◆
地形を楽しむ東京「暗渠」散歩
著者 本田 創 編著
出版年月日 2012/11/26
ISBN 9784800300041
判型・ページ数 A5・240ページ
定価 本体2,400円+税
序 東京の暗渠
かつての川がたどってきた歴史とそこを探索する意味/暗渠探索のポイント
◎Ⅰ 渋谷川支流の暗渠 山の手地区南側を代表する川筋から都心部の地形を感じる
渋谷川(上流域)/玉川上水原宿村分水/河骨川/
宇田川初台支流(初台川)/宇田川/いもり川/笄川
Special Report 1 白金分水・玉名川・白金三光町支流を歩く
◎Ⅱ 神田川支流の暗渠 井の頭公園の池を源に、多くの支流を集める
桃園川/井草川/江古田川(上流域)/弦巻川/水窪川/蟹川/紅葉川/谷端川・小石川
Special Report 2 歴史が凝縮された東大下水をたどる
Special Report 3 神田川笹塚支流(和泉川) 時代の重なりを味わう
Special Report 4 存在わずか数十年 善福寺川支流・松庵川
◎III 目黒川支流の暗渠 世田谷全域と目黒区北部の水を集めた
北沢川/空川/蛇崩川/谷戸前川/羅漢寺川
Special Report 5 水源の池を求めて烏山川をさかのぼる
◎Ⅳ 呑川支流の暗渠 暗渠と開渠が交互に現れ、短いながらも多彩な表情を見せる
呑川(上流域)/九品仏川/駒沢支流・洗足流れ
◎Ⅴ 石神井川支流の暗渠 中流域で支流の水を集め、下流域で多くの用水とつながっていた
貫井川/エンガ堀/田柄川/谷田川・藍染川
◎Ⅵ 上水・用水の暗渠 動脈と静脈の関係にあった上水・用水と山の手の川
玉川上水(暗渠区間)/千川上水/品川用水/三田用水
Special Report 6 玉川上水余水吐 遺跡の宝庫をめぐる
Extra Report 外堀通り下の暗渠 水道橋分水路を行く
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