遠(かなた)の世界

小説出版のご案内、徒然ポエム、たまには短編小説。エッセイ。

22年 三浦春馬氏へ 鎮魂と感謝

2022-07-18 07:42:50 | 三浦春馬

 最近「笑っていいとも」にゲスト出演する
彼の夢を見た。
 実際はすでに番組は終わっており、あり得ないことだが
彼は30歳近い容貌で白いシャツを着て、少しの階段から
笑顔で降りてきた。
 タモリさんの姿は無く見たのは彼の姿だけ。
 何の屈託も無い、何の悩みも未練もない、
清々しい笑顔だった。
 出来れば、この後は夢を見たくないと思えるような素晴らしい笑顔。
 あの笑顔だけ心に焼き付けておきたい。



 実際に至近距離で見た最後になったのは、19年のキンキー・ブーツ

大楽のお見送りの時。


 恒例となっていた、勝矢さんのバックにファンを入れた自撮りの後、
ずいぶん経ってから降っていた雨が止んだ瞬間に車が発車。
 彼は窓から顔を出していたが後ろを見ていて、一瞬のこと。
目が合うことなど無かったけれど。(当たり前!)

 雨上がりの初夏の光の中、長髪の彼は見たことがない美しさを放っていた。
 キンキー・ブーツ再公演を成し遂げた余韻を味わうほどに、
まだ時間は経っていなかったが、あの時の外側からの美しさは、
偉業を成し遂げた満足感に満ちていたと信じたい。
 「天外者」を撮り終えた時の
「監督、僕、頑張ったんですよ」という言葉といい、
 楽曲「YOU」のスタジオセッションを見ても、
自分の歌声に酔いしれている姿といい、彼は思い描いた、
ある到達点を極めたのだと信じたい。
 子どもの時から、一所懸命ではなく一生懸命に全身全霊を
投げ打って、素晴らしい作品を遺してくれた。

 



 これから自分が迎えるであろう、試練の勇気をもらったと思うと、
いくら感謝してもし足りない。
 三回忌とか命日とか関係なく、感謝の気持ちを忘れずに
生きて行こうと思う。

 駄文を読んでくださった方に深くお礼申しあげます。


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