大坪瑠実の「ルミルミ 今日も頑張ってるよ!」

ブログ開始から10年以上経過。
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本当に「継続は力になる」のか絶賛検証中。

実は暗い子なんです

2006-12-17 22:01:12 | 本と雑誌

Th_dscn2936 今ハマっているもの、それは1968年に東京都府中市で発生した「三億円事件」です。
この本の著者「一橋文哉さん」と言うのは、「千代田区一ツ橋のブン屋」と言う意味で、元毎日新聞の記者だった方です。
本当は石原真理子の本を買おうと思ってたんだけどw売り切れで、なんとなく手にしてしまった1冊。
内容は2000年の大晦日にドラマ放送されているのでご存知の方も多いと思いますが、ものすご~くリアルに真犯人が暴かれています。
もちろん犯人とされる人が「私がやりました」とは言ってないんだけど、状況証拠と詳細な裏付けにより「間違いなく犯人だろう」と思わせる内容です。
この三億円事件と言うのは犯人が捕まっていない分ミステリアスで、その手口の鮮やかさと言い、誰1人傷つけることなく時効を迎えている完全犯罪と言う事実が犯人をヒーロー化し、当時生まれてもいないルミを妙に引き込むわけです。
もし仮に捕まっていたとしても、強奪(ナイフ等を突きつけて金品を脅し取る)ではなく、もっと罪の軽い窃盗罪と言う点においても、犯人の頭の良さが計り知れます。
でね、この本を読み終わってからお友達が、「初恋」と言う映画のDVDをプレゼントしてくれました。
これも三億円事件が題材になっていて、犯人が女子高生と言う設定です。
原作者と主人公が同じ名前で、原作者がこの本以外出版されていないこと等から、これも「実話なのでは?」と言われてますね。
こっちは本を読んでいないから何とも言えないんだけど、タイトルの通りラブストーリーがメインで、犯人の告白本ではないみたい。
映画の方は「ラブストーリー」と言うよりは、観終わった後にちょっと切なさが残る「青春映画」って感じでした。
いずれにしろ、ヒーローと化した三億円事件の犯人は、これまでにもヒーローになりたい何人もの人が自首して来ています(笑)
今年の12月10日で丸38年が経ったこの事件、これからも「真犯人」と名乗る人達はまだまだ現れるんでしょうかね?
それにしても、真犯人は今頃どうしているのかなぁ~?
実際に現金輸送車に積まれていたのは2億9430万7500円。
その内通し番号として銀行で控えていたのは、新券の500円札2000枚だけ。
つまり100万円引いたとしても、2億9330万7500円は自由に使えたんだよね。
しかも逃走に使った車は1年も前に盗んであった車。
そんな前から綿密に計画していた頭の良い犯人なら、このお金を元手に大きな事業を成功させたりしたのかなぁ?
それとも、当時のお金としては大金だったけど、経済の発達や物価の上昇によって「はした金」になっちゃって、とっくに使い切ってるのかなぁ??
もし何かのきっかけで真犯人がルミルミブログに辿り着いたら、ぜひコメントを残して行って頂きたいものです・・・。
とまぁこんなことを悶々と考えていたら、せっかくのオフもあっと言う間に過ぎて行きました。
そう言えば今日、1歩も外出てないよ(笑)

コメント (9)
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