ここは動物霊園です。
我が家にはコタが来るずっーと前に4匹の猫達がいて、その4匹はコタが来るずっと前にもう全員が同じ壺の中に入って眠っています。
その中でも1番カッコ良くて、1番頭の良かったお父さん猫のリコル。
お姉ちゃんの「リエ」、お母さんの「コノミ」、私の「ルミ」から一文字ずつ取って名付けられたリコル。
そのリコルの、今日は22回目の命日です。
もう22年…。
つまり22年間ルミママはこの動物霊園に、毎年毎年お墓の管理費を支払い続けて来たわけです。
でも今年は「もうそろそろ、いいんじゃない?」という気持ちになりまして…。
母と2人お墓を訪れ、4匹のお墓を引き上げ合同墓地に移動してもらうことに決めました。
大本堂の中の合同墓地では、壺から遺骨を出し他のお家のワンちゃんやニャンコ達と一緒に供養してもらいます。
遺影も置けません。
だけど22年。
もう十分だと思うんです。
なのにいざお墓を引き上げると、不思議と気持ちは淋しさを思い出し、なんかちょっとセンチメンタルな午後となりました。
もうすぐお盆だね…。