ようやく1日のお休みが取れた。すでに夏休みだ!
遠出の元気はないが、近場の山も行きたいところばかり(笑)
ダメもとで北岳肩の小屋に問い合わせると、空きがあるとのこと。シーズン初日だというのに。
ということで、2022.6.24(金)の広河原の乗り合いバスの始発は5:10ですが、
心配なので前夜の11時に駐車し車中泊。
朝3時に起きて、乗り合いタクシーの列にザックを置く。
10番目くらいだったでしょうか?!3時の時点では駐車場は空きありました。
どんどん変わっていく、芦安の駐車場。
昨年は乗り合いタクシーの列の横でおにぎりとか売ってましたが、
今年度は、向かいの日帰り温泉の売店が4時からオープンして、
珈琲やおにぎりなども販売しているとのことでした。
そんなことしてたら甲府の『ELK』さんのスタッフ綾井君登場!
日帰り予定とのこと…すごい!さすがだね。
4時30分過ぎに乗り合いタクシーへの乗り込み開始。
どうやら先頭の人たちが釣りのお客さんで予約で満車。
2台目に乗車。今年度は片道1500円。(値上がりしたよね?!)
結局この日は、5:10の始発までで駐車場はいっぱいにはならなかったんじゃないかな?
バスは2台来ていて、満車にはならなかったようでした。
1時間はかからず広河原に到着。トイレに寄って、パンを一つ食べて、
出発しようとした頃に山梨交通のバスは到着。
6/25が南アルプスの開山祭なのか「蔓落とし」(?)の神事の準備が。
予想に反して雲がかかった北岳・・・てんくらC・・・なのかな?
今日は肩の小屋まで。今シーズンの北岳、いろいろといつもと違いますのでご注意を。
何の花かと思ったけど、黒いのは虫だった!
①今年は大樺沢までの沢沿いコースは通行止めです。
②北岳山荘は改装工事のため、テント泊のみです。
③肩の小屋も改装工事中。70人の定員に絞って受付中です。
④麓の広河原山荘がバス停側に移動し、宿泊施設+レストラン+日帰り入浴施設にリニューアルオープンしたようです。
まずは御池小屋までの2時間半。天気予報が外れて涼しい。
とにかく今期は、みんな御池小屋に行くしかない。
急な登り…第1ベンチ、第2ベンチを終えると…尾根道に
あと20分くらい…
御池小屋。トイレも有料で利用可です。
ここの南アルプス天然水は無料で冷たかった!(帰りに生き返りました!!)
イチヨウランとか
ボケボケですがキソチドリとか
葉っぱの淵がギザギザのテナンショウ属か?
こちらは葉が細いね
こちらは、花が葉っぱの下に咲いてました。
ヒメムヨウもいるんですね♪
イチヤクソウかなあ?
コフタバラン?
ゴザンタチバナ
きれいなクジャクシダ
カラマツソウ
ハタザオ?ミヤマか山か?
ヒロハコンロンソウ
スダヤクシュ
マイヅルソウ
御池小屋からは、草滑りを登るか、二俣に行って、八本歯へいくか、南俣から肩の小屋か。
私は、時間がありそうなので、二俣から、南俣を登ります。お花を期待して。
ここが分岐
御池に逆さ南アルプス
草滑りはここを直に登りますが…私は二股へ
サンリンソウかな
キバナノコマノツメ
二俣へ。
バットレス。北岳の上部は雲の中。
ミヤマガラシ
ホソバキリンソウ?
これも花かな?
ナニワズ?
星の形だ!
アップすると…雪渓を登る2人。
まだつぼみですね・・・
ヒメイチゲ
コヨウラクツヅジ
これもかな?
ハクサンイチゲ・・・2株咲いていました🌸
さくら
だいぶ横に見えてきました
鳳凰三山もくっきり!
峰さくらかな
エンレイソウ
ショウジョウバカマもたくさん
イワカガミ
もうすぐ小太郎の稜線
サンカヨウはつぼみ
シナノキンバイ
小太郎の稜線に出ると富士山が見えました♪
イイワウメ満開✿
キバナシャクナゲ
イワカガミ
コメバツガザクラ
ウラシマツツジ
ミヤマタネツケバナ
クモマナズナかな?
ミヤマキンバイ
ハクサンイチゲ
オヤマノエンドウ
チシマアマナ
結構風が強くなってきました。
レンゲイイワヤナギかな
唯一のみかけたもの
?
午後2時・・・
肩の小屋に到着!なんとリニューアル工事中。
昨年まで受付や食堂売店だったところが改修中。(秋には完成予定らしい。)
昨年は泊まったエリアが、今年は食堂に。昨年改修中だったところが今晩の宿泊場所。
木の香りがして癒されます。2名ずつ区分されていて、2階式。
このほかに6名くらいの個室や2階もありましたが、どんな風だったのかな?
私は2食付きで1万円。夕飯は5時から。朝ごはんは先着順に5時から。
自分ご褒美の特製お汁粉お餅入りを今年もいただく(^^♪
夕飯は自慢の「肩の小屋名物の「肩ロース」の生姜焼きの夕飯。
ここはお味噌汁が私は味が濃くて、疲れた体に沁みる良い感じ。
の日は、風がどんどん強くなって…一眼レフカメラも持って行ったけど、
この二日間、一度も出すことがなかった(´;ω;`)
小屋で聞く風や雨の音から、景色も見えないだろう、星も見えなかった。
それでも、昨年は7月に行ったけど、暑くなくて登りやすかった。
お花はやはりまだまだ少なかったけど、それなりに楽しかったです。
夜8時が消灯だったのかな?前泊で眠れていなかったせいか、いつのまにか寝ていました。
ここは、感染対策で1区画に2名が寝るのに、頭の部分には仕切り版。
布団と枕にはビニールがかかっていて、寝具には直接肌が触れないように、
自分の寝袋かまたはインナーシーツを持参とのこと。
私は、モンベルの3500円のインナーシーツを持参。若干、小屋オープンの日でしたが寝袋が湿っぽいかなとか感じたけど、そんなんでもなかったです。
小屋に吹き付ける風に、明日のことを心配しながら…いつの間にか就寝(^o^)ノ <
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当日のYAMAPの記録はこちら!
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ちなみに、今回の一番の目的。キタダケソウは・・・
ハクサンイチゲとキタダケソウ。右がハクサンイチゲ。左の葉がふさふさなのがキタダケソウ。
葉っぱが特徴あるんですよね。
六月のキタダケソウは初でしたが、やはり花は多かったです🌸
花弁が八重っぽいものも。
そして、もう一つの気になる雪渓ですが。
八本歯の上は取りつきから私は6本アイゼン。
下は、二俣よりだいぶ上、バットレス直下の分岐くらいで夏道が出ています。
二俣から上がる人が、下から雪渓を歩いていますが、もろそうなところもあるので、
夏道が出ているところは、そちらを歩いたほうが良いかと思います。
参考までに…