早くも１１月に入った。２ヶ月で今年も終りなんだなぁ～。
昨日の晦日は「西国三十三ヶ寺観音霊場」のツアーに出かけた。
最近は前日の夜、西宮の姪の家まで行って泊り、翌日梅田に出るようにしていた。
２日前に実家の岡山まで往復５００キロあまり走ったところなので身体を休めるためにもこの度はＪＲで行くことにした。
大阪梅田「バスターミナル」へ８時４０分までに行き、９時出発と連絡のパンフが送られてきていた。
時間を調べてＪＲ大阪駅から歩いて、４０分までに行ける事を見込んで篠山口から快速電車に乗り込んだ。
朝早いので乗ったすぐ、うとうとしていたら三田あたりで車内放送があり「濃霧のため約６分の遅れです」との事。
１０分ぐらいの遅れだったら大丈夫だろうと思っていたところ、濃霧だけでなく「特急列車が踏み切り確認のため停車と濃霧のため遅れています」と段々時間も長くなった。
伊丹から尼崎まではゆっくり走ったり止まったりしだした。時計を見ると２０分から遅れているではないですか・・！
出発まで３０分余の余裕を持って大阪に着くように出てきたのだけれどこれでは間に合わないのでは無いか、とだんだん気持ちに焦りが出てきたが電車の中を走るわけにも行かない。
尼崎到着が８時４５分だった。このまますんなり走ってくれればぎりぎり間に合うかも知れない・・と一縷の望みをかけて待った。
大阪駅に着いたのが９時１０分前だった。兎に角走ろう。信号が３ヶ所あったが運よく青信号ばかりだったので休まず走った。
走りながらＪＴＢの会社に電話をしたが、録音電話の声・・まだ営業して無いようだった。バスターミナルに着いたのがちょうど９時。添乗員の女性が私一人を待ってくれていた。
添乗員さんの前で”へなへな”と崩れたが、バスの中の人たちもみんな待っているのだと思うと申し訳なさと息苦しさとで涙が出た。
バスに乗り込んで「皆さんすみませんでした」と頭を下げた。席に着いて持ってきたお茶を飲んでも飲んでも息遣いがしばらく治まらなかった。
日ごろから走ったことが無い。体重も平均よりずっと多い我が身に異変が起こりはしないかと思うほどしんどかった。
いつ何時アクシデントが起こるやも知れないのだ。もう一電車早く乗っていればよかった・・と後悔するばかりだった。
夫だったら当然１時間近く余裕を持って出ただろうと思う。日ごろから呑気者の私はギリギリの時間で行動することが多いのでこれからはもっと慎重にしなくてはいけないと反省しきりだ。
