緑香庵通信

三軒茶屋から世田谷線で6分・松陰神社前のアロマテラピーサロン。

夢の統合施設

2009-02-20 18:40:43 | 「緑香庵」的なもの
最近家族の病院通いに付き合うことが多くなりました。
ご承知の通り、どこの病院へいってもたっぷりの待ち時間と、
忙しくてゆっくり説明もしていられないといった風情のお医者様。
説明のスピードについていくのも一苦労。
患者が高齢者の場合はなおさらです。
診察を受けて、会計をして、薬を受け取ってという
一連の病院のシステムも慣れるまでは戸惑うばかりだし。
私、年を取って一人で病院にかからなくちゃならなく
なったらどうしましょう。

■ 医師も患者も余裕がない
ただ薬を飲み、注射をしてもらうだけの受け身の患者ではなく、
医師が自分に何をしようとしているのか、患者サイドも自覚を持って
治療にあたることで、よりよい効果が期待できるのではと思い、
患者の身内としてはなるべく頑張って調べていくわけです。
インターネットなどで予習や復習をするわけですね。

ところが、こちらが準備していても、実際の診察では
医師から詳しい説明はなかなかしてもらえない。
素人相手に難しいことを言っても仕方ないということ
なのかもしれませんが、何よりひとりの患者にそれほど時間を
とっていられないのでしょう。

いやそれにしても、病院に行くと消耗する。
病を癒す場所であるはずの病院は何だか戦場のようです
(戦場に行ったこと無いけど!)。
私が慣れてないだけなのかしら。


今の医療制度や従事者にクレームをつける気はさらさらありません
本当に忙しいなか身を削って一生懸命診てくださると思います。
日本のように誰もが少ない費用できちんとした医療を受けられる
というのも素晴らしいことだと思います。
だからこれから私が書くのは、これから未来の話、将来の希望です。


■ 夢の統合施設
現在のように優れた西洋医学の治療が受けられると同時に、
鍼灸などの東洋医学に基づいた治療や、
オステオパシーやアロマテラピー、ホメオパシーなどの
代替医療を総合して受けられる「統合医療施設」が
増えてくれないかなあ。
未来の西洋医学の医師にはそういった方面での理解を
ぜひ深めて欲しいですし、いわゆる自然療法家にも、
最低限の医学的知識を共有できるだけの基礎力が
求められるようになるでしょう。
自分が将来、病を得ることがあったら、
ぜひそういう所で治療を受けたいなあ。

(ということは、自分でそういう場所を作るべき?
無理無理、無理よ~ん。)

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《自宅の胡蝶蘭が満開》