足利将軍家の菩提寺(ぼだいじ)の等持院(京都市北区)で、江戸初期制作とされる尊氏像の左手首などがなくなっていたことが分かった。京都府警北署が窃盗事件とみて調べている。
寺によると、尊氏像は木製で高さ約1メートル。境内の霊光殿に徳川家康や歴代足利将軍らの像計13体とともに安置されている。職員が9月3日に左手首がなくなっているのを見つけ、数日後には十二代将軍義晴像の左手首もないことに気付いた。2体とも手首を取り外せる構造で、文化財指定は受けていない。霊光殿は拝観時間中(午前8時~午後4時半)、参拝者の出入りが自由で、像の周囲にさくなどはなかった。
尊氏は後醍醐天皇に弓を引いたことから、尊王攘夷(そんのうじょうい)が台頭した江戸幕末には逆賊の扱いを受け、この像は志士の手で首を三条河原にさらされたことで知られる。
10/4 毎日新聞
平成の木像梟首(きょうしゅ)事件かと思いました。
心無いことをする人がいますね。
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