◇建立80年 製作した本山白雲の子孫が保管
高知市・桂浜の観光名所で、建立80年を迎えた坂本龍馬像の木造原型が、高知市浦戸の県立坂本龍馬記念館で初めて公開されている。龍馬像を製作した宿毛市出身の本山白雲(1871~1952年)の子孫が保管していた。同館の前田由紀枝主任は「銅像以上に龍馬の厳しさや優しさがにじみ出ている作品」と話している。
木造原型は27年ごろに作られたとされ、しっくいの台座を含めると高さ約67センチ。防腐剤が塗られているため、全体的に黒っぽい。桂浜の龍馬像は下から見上げるため、上体がやや大きく作られているが、台に寄りかかって右手を懐に入れる姿など、大部分はそっくりだ。1日から始まった同館の「海援隊約規物語」展に合わせて展示されている。
白雲の手掛けた原型は、ほとんどが焼失しているため、現存しているだけでも珍しいという。前田さんは「はかまのひだの一つ一つまで丁寧に作れている。龍馬のぼう洋とした表情やスケールの大きさを感じ取れ、どの角度から見ても見飽きることがない」と話している。
物語展では、勝海舟が龍馬の死後15年の節目に子孫に送った五言絶句や龍馬が妻お龍に送った帯締めなども展示されている
10/4 毎日新聞
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高知市・桂浜の観光名所で、建立80年を迎えた坂本龍馬像の木造原型が、高知市浦戸の県立坂本龍馬記念館で初めて公開されている。龍馬像を製作した宿毛市出身の本山白雲(1871~1952年)の子孫が保管していた。同館の前田由紀枝主任は「銅像以上に龍馬の厳しさや優しさがにじみ出ている作品」と話している。
木造原型は27年ごろに作られたとされ、しっくいの台座を含めると高さ約67センチ。防腐剤が塗られているため、全体的に黒っぽい。桂浜の龍馬像は下から見上げるため、上体がやや大きく作られているが、台に寄りかかって右手を懐に入れる姿など、大部分はそっくりだ。1日から始まった同館の「海援隊約規物語」展に合わせて展示されている。
白雲の手掛けた原型は、ほとんどが焼失しているため、現存しているだけでも珍しいという。前田さんは「はかまのひだの一つ一つまで丁寧に作れている。龍馬のぼう洋とした表情やスケールの大きさを感じ取れ、どの角度から見ても見飽きることがない」と話している。
物語展では、勝海舟が龍馬の死後15年の節目に子孫に送った五言絶句や龍馬が妻お龍に送った帯締めなども展示されている
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