大阪龍馬会

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幕末つづる実相院日記 左京で特別展 篤姫、和宮にも触れる

2008-10-24 05:41:52 | 展示会・イベント
 京都市左京区岩倉の実相院で、秋季特別展「実相院日記~篤姫の時代」が開かれている。同日記には幕末の世の動静が詳細に記されており、NHK大河ドラマにちなんで篤姫や和宮らに触れた記述部分が公開されている。


 同日記は実相院に仕えた僧らが江戸時代を中心に書いた。門跡寺院の実相院には、朝廷や幕府の情報が寄せられて日記に盛り込まれているが、調査は十分にはされていない。


 今回は15点を解説付きで展示している。薩摩藩内の内紛「寺田屋事件」の様子を書いた部分のなかで、13代将軍の妻・篤姫が同藩出身であることに触れたり、江戸城火災の時に無事避難できたことを記している。


 和宮が夫の14代将軍の死後に、ふるさとの京都に一時戻る前、側近の女性から朝廷に帰京の願いが出されている記述もあり、調査を担当した市歴史資料館の宇野日出生統括主任研究員(53)は「裏側のやりとりが書かれ、注目すべき内容だ」と話す。


 12月14日まで。通常の拝観料で見られる。実相院TEL075(781)5464。


10/23  京都新聞


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