大阪龍馬会

1987年に創立して2017年は創立30周年。龍馬好きの集まった大阪龍馬会が龍馬会の活動をお知らせします。

オペラとミュージカルをミックス、「龍馬」上演へ

2009-10-12 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
 「ミュージカルオペラ」と題し、オペラとミュージカルの歌い手が同じステージに立つ舞台が、10月24日から、四国を中心に東京や神奈川で上演される。

 坂本龍馬が主人公のミュージカルオペラ「龍馬」で、主演の龍馬役にバリトン歌手の平良交一(たいら・こういち)、勝海舟役は野口五郎、お龍を宝塚歌劇団元花組娘役トップの森奈みはるが演じるほか、脚本がジェームス三木、演出は江守徹と、さまざまな分野に及ぶキャストとスタッフが顔を揃えている。

 この「ミュージカルオペラ」を準備してきた岡本光正総合プロデューサーは、「『ミュージカルオペラ』というのは私が作った造語です。私はオペラ歌手ですが、新しいものを作りたかった。ミュージカルとオペラをくっつけて、様々な分野の人をわざと集めました」と言う。

 物語は黒船の大砲から始まり、龍馬が勝海舟と出会い、龍馬が死ぬまでが描かれる。中でも、勝海舟に紹介された武器商人、グラバーと出会い、最終的に民主主義を構築していくまでの、龍馬の外国に対する考え方、精神的な変化に焦点が当てられる。

 龍馬役で、立ち回りも披露するという平良は、「剣の達人、坂本龍馬。にわか剣士になるべく、道場を物色しました。やっていて…かなり気持ちいいです!」。勝を演じる野口は「歌のキャッチボールが楽しい。勝海舟は大きな愛で全てを包みこもうとしている人。視野が広いと思います」。また、お龍役の森奈は、ミュージカルとオペラの融合について、「私がどうミックスされるのだろうとワクワクしていました。不協和音が意外なことに良いハーモニーで…面白いです」という。

 岡本プロデューサーは「スタッフもキャストも垣根を越えて、斬新な面白い舞台になっています。狙い通りの効果が出ていると思います」と話している。


10/8 朝日新聞


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