大阪龍馬会

1987年に創立して2017年は創立30周年。龍馬好きの集まった大阪龍馬会が龍馬会の活動をお知らせします。

火山灰材料に西郷、篤姫像など制作 鹿児島市の久保さん

2009-10-09 00:01:00 | 幕末ニュース
 火山灰を材料に制作した工芸品と久保利昭さん=鹿児島市中山町 鹿児島市中山町で立体造形物製作会社を営む久保利昭さん(60)が、桜島の火山灰を材料とした工芸品開発に取り組んでいる。これまでに西郷隆盛、篤姫や桜島の置物3点を開発した。久保さんは「新しい特産として観光客にPRできれば」と張り切っている。

 地元の素材で鹿児島らしい工芸品を作れないかと思案していた久保さん。約20年前に試作していた開発を2008年冬に再開し、試行錯誤の末、今夏にようやく満足のいく製品が完成した。

 製品は黒色で火山灰とポリエステル樹脂を混合し固めた。陶磁器に比べ、強度と耐久性に富むのが特長。質感を出すため像の表面につや消し剤を塗った。

 西郷像は高さ37センチ、重さ1.5キロ、篤姫像は33センチ、1.3キロ。桜島は高さ11センチ、直径30センチで1キロ。内部を空洞にし軽量化を図った。

 火山灰と樹脂の適切な比率を見つけるのと軽量化に苦心したという。現在、鹿児島市の維新ふるさと館に製品を展示中。今後、大久保利通、小松帯刀、島津斉彬像も制作する予定という。久保さんは「工夫すれば火山灰も利用できる可能性を秘めている」と話した。


10/1 南日本新聞


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JIN 仁:大沢たかお「マンモス追っかけたい」? タイムスリップ医師役に意気込み

2009-10-08 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
 ドラマ「JIN」の制作発表に登場した大沢たかおさん(中央)ら出演者 村上もとかさんのマンガをドラマ化した「JIN-仁-」(TBS系)の制作発表が6日開かれ、大沢たかおさんや中谷美紀さんらが登場。現代から幕末へタイムスリップした医師を演じる大沢さんは「このドラマが次の1週間を過ごす活力になれば」と意気込みを語った。 

 「JIN 仁」は、「スーパージャンプ」(集英社)で連載中の医療マンガ。大学病院の脳外科医だった南方仁(大沢さん)が、幕末の江戸時代にタイムスリップしてしまい、満足な医療器具や薬もない状態で人々の命を救う中、坂本龍馬(内野聖陽さん)や勝海舟(小日向文世さん)ら幕末の英雄と知り合い、歴史の渦の中に巻き込まれていく……という物語。中谷さんは仁の現代での恋人・友永未来と、吉原のおいらん・野風の2役を演じ、仁の支えとなる橘咲を綾瀬はるかさんが演じる。

 制作発表には、大沢さん、中谷さん、綾瀬さん、内野さんに加え、小出恵介さん、桐谷健太さん、武田鉄矢さんが登場。また、20人のおいらんが登場し、花を添えた。タイムスリップしたい時代を聞かれた大沢さんは「原始時代でマンモスを追っかけたい」と話し、小出さんは「小学校からやり直したい。もっと自由にやれば良かった」と語って会場を沸かせた。ドラマは11日から毎週日曜日午後9時放送。初回は2時間スペシャル。

10/6 毎日新聞



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大河ドラマ「龍馬伝」、主演の福山雅治さん撮影に臨む

2009-10-07 05:00:00 | 龍馬伝
 龍馬の衣装で記者会見に向かう福山雅治さん(広島県福山市で) 来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」のロケが広島県福山市内の施設で始まり5日、坂本龍馬役の福山雅治さんが撮影に臨んだ。

 アニメ「崖(がけ)の上のポニョ」の舞台とされる同市の鞆(とも)の浦は、龍馬率いる海援隊の船が沖合で紀州藩の軍艦と衝突した「いろは丸事件」が起きた地で、古い街並みが龍馬ファンの人気を集める。

 福山さんは記者会見で「龍馬の歩いた道が、死後も人を呼ぶのはすごい」と語り、名字と同じ市名に「『福山』の看板の前で写真を撮りたい」とリップサービス。地元観光業界は「ポニョの次は龍馬で」とブームに期待している。

10/6 読売新聞


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龍馬伝:福山版・龍馬は「ナチュラル」 “西部劇風”立ち回りのヒーローに

2009-10-07 00:01:00 | 龍馬伝
 10年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の撮影に臨む福山雅治さん(右)と広末涼子さん 10年1月3日放送開始のNHK大河ドラマ「龍馬伝」のテーマは、「新しい龍馬像」だ。作家・司馬遼太郎さんの小説「竜馬がゆく」がベストセラーとなり、日本で最も尊敬される偉人である坂本龍馬を描く鈴木圭プロデューサーは、「40年前に司馬さんが作り出した龍馬とは違う視点を目指したい」と話している。

 「龍馬伝」の龍馬は、「ナイーブさ」「優しさ」「ナチュラル(自然)さ」を強調している点で、「そうした新しい龍馬を自然に表現してくれる人」として、福山雅治さんに白羽の矢を立てたといい、福山さんもその趣旨に賛同。全国コンサートの合間をぬって、打ち合わせや殺陣(たて)のけいこを重ねた。鈴木プロデューサーも「この人はいつ寝ているのか」と驚く熱の入れようだ。福山さんも「主演が決まってから、他の人に『おめでとう』と言われるんです。他のドラマの主演もさせていただいたが、そんなことは言われなかった」と話す。

 ドラマのポイントは、土佐という「南国」を強く意識していることだ。方言はもちろん、衣装でも服の折り目をわざとくたっとさせて、体のラインに密着させ、風ではためかせて、柔らかで自然な感じを出している。メークでは、まげの長短や太さ、そり方など当時の流行を強調、ヒロインの一人・平井加尾を演じる広末さんも、日焼けした健康的な土佐美人に仕上げたという。広島県福山市の「みろくの里セット村」に土佐の町を再現したオープンセットは約60トンの資材を持ち込み、1カ月かけて完成させた。

 一方で、演出面でも「史実一辺倒」でなく、エンターテインメント性も考慮するという。龍馬といえば、北辰一刀流免許皆伝の剣の達人だが、生涯その剣で人を切ることはなかったとも伝えられている。だが、鈴木プロデューサーは「私もそうだが、龍馬の剣が見たいという人は多いはず。子供でも楽しめるヒーローものにしたい」といい、「西部劇を意識した」という龍馬の立ち回りシーンが多数登場する。

 ドラマは4部構成で、第1部は、龍馬が江戸に剣の修行へ出て脱藩するまで、第2部では幕臣・勝海舟に師事し、神戸海軍操練所で学ぶが、政変によって幕府に弾圧されて操練所が閉鎖に追い込まれるまでの物語。第3部で薩長同盟が成立、第4部では海援隊の結成と龍馬の死が描かれる。福山版“平成の龍馬”はどんな道を歩むのか、放送が楽しみだ。

10/6 毎日新聞


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福山龍馬にうっとり…広末涼子も太鼓判

2009-10-06 06:23:32 | 龍馬伝
 来年1月3日スタートのNHK次期大河ドラマ「龍馬伝」(日曜後8・00)の収録が5日、広島県福山市で行われ、坂本龍馬役で主演する福山雅治(40)がクランクインした。初の時代劇が国民的番組の大河とあって「昨夜は眠れなかった」と告白。それでも、パーマをかけ役作りして姿を見せると、共演の広末涼子(29)も「素敵です」とうっとり見とれるほどだった。

 役に備えて髪を伸ばしてきた福山。前日4日に広島県内のホテルでパーマをかけ、エクステンションをつけてボリューム感をアップ。さらに、南国男の雰囲気を出すためメークで日焼けした姿を演出。ポスターで見せていた青年期より、少年っぽい龍馬を作り出すよう工夫をこらした。

 この姿に、龍馬の故郷・高知の出身で、初恋の相手となる平井加尾役を演じる広末も会見では、ちらちらと横みを見ては笑顔を浮かべて「素敵です」。そして「龍馬は土佐の人だし、わたしが男に生まれていたら演じたかった人。でも、福山さんなら格好いいから(自分じゃなくても)“いいか”と思いました」と絶賛した。

 「龍馬伝」の撮影自体は8月末に始まっていたが、主演の初収録とあって、詰めかけた報道陣は46社約60人。NHK広報によると「ロケ取材では過去最大規模」。セット用の家屋など資材60トンを持ち込んで福山市に高知城下が再現され、エキストラの応募も3000人を超えるなど、期待の高さを示した。

 1968年の大河「竜馬がゆく」をはじめ、ドラマで何度も描かれた明治維新の大物を演じる重圧は、想像に難くない。数々の主演を務めてきた福山でさえ「昨夜はあまり眠れなかった。普段はそういうことはないんだけど」と素直に告白。それでも「心構えはできていたので、楽しく(クランク)インできた」と、初日の出来に自ら及第点。殺陣の場面に向け、コンサートツアー中も木刀を振るなど備えていたという。

 「時代が変わろうというときには、夢や情熱の強い人間がいい方向に導くのではないか。その代表が坂本龍馬」。混とんとした変化の時代に“福山・龍馬”がどんなメッセージを送るのか、放送に注目が集まる。


10/5 スポニチ


やはり男前と美女は絵になりますな。


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福山雅治、草食系「龍馬」クランクイン

2009-10-06 06:11:39 | 龍馬伝
 満を持しての登場だ。6月から9月下旬にかけて、デビュー20周年の全国ツアーを駆け抜けた福山が、いよいよ龍馬モードに切り替わった。

 自分と名前が同じの福山市内にある、時代劇用セットが常設された「みろくの里セット村」でクランクイン。会見も開き、福山龍馬のお披露目となった。

 「さすがに昨日は眠れなかった。普段(何があっても)眠れないタイプじゃないんですけど、珍しく眠れなかったですね」

 冷静な表情は崩さないが、初大河の主演に臨む興奮と緊張感は抑えきれない。「大河が決まったニュースが流れて、みんなから『おめでとう』と言われました。これは大変なことなんだな、と思った」とも。龍馬役に、最初は「オレじゃないだろーと思った」とテレながら漏らしたが、制作陣と話して「新しい龍馬像を作りたい」という共通認識ができたという。

 NHK大河の龍馬といえば、1968年「竜馬がゆく」の北大路欣也(66)があまりにも有名。最近では江口洋介(41)や玉木宏(29)が扮した。さっそうとした若き英雄、時代の変革に貢献したスターの印象だが、福山は「最初からすごい人、何をやってもカッコいい人ではなかったのでは」と、新たな視点を投げかける。

 同局の制作担当者も「ナイーブで優しく、自然体な龍馬に」と、“草食系”のイメージを強調。福山は「人格形成の過程のイノセンス、青春臭さも丁寧に演じる」と語り、誰もが自身と重ね合わせて見ることのできる龍馬像を約束。いきなりヒーローではなく、大志を抱きながらも、悩み苦しみ、成長していく等身大の青年を描くことになりそう。

 とはいえ、会見に同席した龍馬の初恋の相手・加尾役の広末涼子(29)は、「ステキですね~。やはりカッコいい」と早くもホの字。共演の大泉洋(36)と佐藤健(20)も「カッコいい」を連発。人間臭くも、やはりイケメンな福山龍馬が、1963年以降の大河の歴史に新たなページを刻む!

10/5 サンケイスポーツ


NHKドラマスタッフブログで、福山龍馬の写真が公開されました。

広島のみろくの里で撮影がスタートしたようです。
エキストラの申し込みは3000人以上あったそうな。

平井加尾(広末涼子)、近藤長次郎(大泉洋)、岡田以蔵(佐藤健)さんの写真もあります。

詳しくはこちらへ


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映画:「桜田門外ノ変」企画発表 北大路欣也さんら出演

2009-10-06 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
◇地域主導の配給は全国初

 水戸藩開藩400周年を記念した映画「桜田門外ノ変」(佐藤純彌監督)の企画発表会見が1日、水戸市三の丸の弘道館で行われ、主要キャストに大沢たかおさんや北大路欣也さんらを起用すると明らかにした。邦画界では久々となる総制作費約10億円の大型時代劇で、撮影はすべて県内で行われる。東映配給で来秋以降に公開される予定。市民団体の発案による「地域主導型」の企画で、こうした作品が映画配給大手で全国公開される例は過去にないという。

 地元市民団体が約3年前から構想を温め、行政や製作会社との交渉にあたってきた。製作が具体化した昨年夏には「映画化支援の会」を発足。ロケ地提案のほか、市民の関心を高めようと幕末の水戸藩に関する史跡めぐりや講演会など多くの催しを企画した。同会事務局長の三上靖彦さん=水戸市=は会見で「多くの人が郷土を見直し、素晴らしい茨城をつくるきっかけにしてほしい」と語った。

 また、「敦煌」や「男たちの大和/YAMATO」などで知られる佐藤監督は「僕にとって初めての時代劇。映画を作ろうとする水戸の人たちの郷土愛に動かされた。期待に沿えるものをつくりたい」と抱負を述べた。

 製作費は東映、製作委員会、県民や地元企業が3分の1ずつ負担するという。支援の会が同市の千波湖畔に約2億円をかけた桜田門のオープンセットを建設し、ロケ終了後に内部を展示館に模様替えして入場料収入を得る考えだ。

 鑑賞券も兼ねた映画製作協力券を2000円で販売するほか、1600人のエキストラを募るなど、資金・製作両面で県民に全面的な協力を呼びかける。エキストラだけでなく、地元でオーディションを開き、重要なシーンに登場する役者を30人程度募集する。

 「お葬式」「家族ゲーム」など名作を手がけたプロデューサーの岡田裕さんも会見に同席し「地域主導で全国200館以上で封切りされる映画づくりは初めて。日本映画界に新しい方向を出せる」と強調した。


10/2 毎日新聞


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鞆の浦、埋め立て差し止め 「景観利益に損害」/広島地裁判決

2009-10-04 00:01:00 | 幕末ニュース
◆ポニョの「舞台」

 万葉集に詠まれた景勝地で、映画「崖(がけ)の上のポニョ」の舞台になったとされる広島県福山市の鞆(とも)の浦で、県と市が進める埋め立て・架橋事業をめぐり、反対する住民ら159人が県知事を相手取り、埋め立て免許の交付の差し止めを求めた訴訟の判決が1日、広島地裁であった。能勢顕男裁判長は「鞆の浦は国民の財産で、免許が交付されれば、住民が日常的に恩恵を受けている景観利益について重大な損害が生じる恐れがある。免許の交付は裁量権を逸脱している」として、原告の主張を全面的に認め、知事に免許を交付しないよう命じた。

 改正行政事件訴訟法に基づき、景観利益を理由に公共事業が事前に差し止められるのは初めてで、開発と景観保護のあり方に影響を与えそうだ。

 判決で、能勢裁判長はまず、原告適格について判断。鞆の浦の住民は、歴史的・文化的価値を有する景観の恩恵を受けており、法律上の利益を有していると認定。「免許が交付されれば景観利益について、重大な損害を生ずる恐れがある」と述べた。

 また、埋め立て免許の交付は、瀬戸内海の景観保全を定めた瀬戸内法に照らしても、「裁量権を逸脱した違法な行為にあたる」と指摘。「架橋が完成すれば(鞆の浦の)景観が大きく様変わりし、美しさが損なわれる」とした。県が策定した事業計画については、「周辺の道路事情は悪く、改善の必要性は認められるが、事前調査や検討が不十分で、景観の保全を犠牲にしてまで事業をしなければならないものか、大きな疑問が残る」と批判した。

 県側は裁判の中で、高齢化と過疎化が進む町の再生に事業は不可欠で、交通渋滞の解消などのメリットを主張。景観利益については、「具体的にどの原告が、どの範囲の場所で景観利益を有するか、全く証明されておらず、利益があると認定できない」と反論していた。

 判決では、原告159人のうち、地元の鞆地区から転居するなどした19人については訴えを却下した。

 埋め立て・架橋事業は1983年12月、県が策定。鞆港の沿岸約2ヘクタールを埋め立て、駐車場やフェリー桟橋などを整備し、港を横切る長さ約179メートルの橋を架ける。総事業費は約55億円。知事が2008年6月、国に埋め立て免許を認可申請。今年1月、金子・前国土交通相は「国民の同意を取り付けてほしい」と認可に慎重な姿勢を示していた。


◆判決骨子
▽広島県知事は、県及び福山市に対し、公有水面の埋め立ての免許を交付してはならない
▽鞆の景観は美しいだけでなく、歴史的、文化的価値を有する国民の財産である。近接する地域の人の景観利益は法律上、保護に値する
▽事業者が主張する埋め立て、架橋の必要性、公共性の根拠は、調査、検討が不十分で、合理性を欠く


10/1 読売新聞


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彦根市と福井市 安政の大獄 和解交流

2009-10-03 00:01:00 | 幕末ニュース
獅山市長ら 橋本左内墓前祭参加へ

 彦根市は30日、幕末に活躍し、安政の大獄で刑死した福井藩士・橋本左内の墓前祭(10月7日)に、井伊家18代当主の井伊直岳・彦根城博物館長や獅山向洋市長らが参加すると発表した。福井市役所への表敬訪問には、人気キャラクター・ひこにゃんも参加する。両市の公式交流は初めてという。

 安政の大獄で、幕末の大老・旧彦根藩13代藩主井伊直弼が刑死させた人物への井伊館長や獅山市長らの墓参は、8月の吉田松陰の山口県萩市に次いで2回目。松陰への墓参をきっかけに、彦根市側から左内の墓参も働きかけていた。

 左内は藩主松平春嶽の補佐官で、藩校の蘭学係を務め、洋書習学所を設立するなど西欧文明を取り入れることに尽力したが、将軍継嗣問題で一橋派として行動したため、安政の大獄で刑死した。

 市によると、墓前祭は福井市左内町の左内公園にある墓前で行われる。地元の橋本左内先生顕彰会(会長=東村新一・福井市長)の主催で、井伊館長と獅山市長は焼香のほか、あいさつも予定している。

 ひこにゃんは、墓前祭後に福井市長を表敬し、彦根市で開催中の「井伊直弼と開国150年祭」をPRするという。

 獅山市長は「過去の歴史的わだかまりを超え、墓前祭参加を受け入れていただいたことは意義深い」と話している。


10/1 読売新聞


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「龍馬とお龍のおしどり弁当」限定販売 JR長崎駅内のキヨスク

2009-10-02 00:01:00 | 幕末ニュース
 幕末の志士、坂本龍馬夫妻の新婚旅行をテーマにした「龍馬とお龍のおしどり弁当」(1000円)が長崎市のJR長崎駅内のキヨスクで限定販売され、人気を集めている。

 中身は、しっぽく料理の角煮や鯨、ハトシなど長崎にちなんだ料理をはじめ、龍馬が好んだ鶏料理や新婚旅行に持っていったとされるカステラなどボリューム十分。

 JRグループは合計年齢88歳以上の夫婦を対象に、特急列車が割安になる「フルムーン夫婦グリーンパス」を販売中。同駅担当者は「お得なパスと弁当で、すてきな旅になりますよ」とPR。


9/29 長崎新聞


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西郷隆盛辞世の漢詩か? 官軍側医師、日記に記す

2009-10-01 00:01:00 | 幕末ニュース
 西南戦争で自刃した西郷隆盛が死を覚悟して詠んだ辞世とみられる漢詩が見つかった。官軍側の医師・山崎泰輔の日記「明治十年 西遊日記」に記されており、西郷南洲顕彰館(鹿児島市)によると、直筆ではないが、本物の可能性が高いという。

 同館によると、西郷が鹿児島市・城山で自害した1877年9月24日付の日記に記載されている。内容から西郷が可愛岳(えのだけ)(宮崎県延岡市)で、官軍を突破して薩摩に帰ろうと決心した同年8月17日に詠んだとみられる。志半ばで人生が終わることを嘆き、故郷に骨をうずめようとする内容で、悔しさや挫折感がにじんでいる。

 同館は大学教授らと検証した結果、〈1〉文章構成が西郷の作品に似ている〈2〉社会的地位の高い山崎が西郷に成り代わって詠むとは考えられない〈3〉結句の「何の顔(かんばせ)あって照公(島津斉彬)に対せん」は斉彬公を師と仰いでいた西郷ならではの表現――などとして、本物と判断した。

 西郷の息子の菊次郎は官軍側の病院で手術を受けており、その時に西郷の漢詩を記した何らかの物が、山崎ら官軍の医師たちに渡ったと推測している。

 ただ、「半生の功罪両般の跡」などと自らに厳しく評価を下していることから、「山崎が城山で散った西郷のことを詠んだのではないか」とみる研究者もいる。

 日記は札幌市在住の山崎の子孫が保管していた。西郷は194編の漢詩を残し、優れた詩人としても知られるが、辞世の詩は確認されていない。

 同館の高柳毅館長は「これを機に、直筆の辞世の句を持っている人は名乗り出てほしい」と話している。

 佐々木克・奈良大教授(日本文学史)は「西郷は、実際の出来事を詠んだ漢詩をほとんど残しておらず、単純に比べると作風が違う気がする。ただ、死が迫った異常な心理状態で詠んだとすれば、本人の可能性もあり、山崎の当時の行動などを、さらに検証する必要がある」と話している。

【漢詩】
肥水豊山路已窮
墓田帰去覇図空
半生功罪両般跡
地底何顔対照公 西郷隆盛

【西郷南洲顕彰館による解釈】
 肥後や豊後への道はすでに窮まった。故山に帰り骨を埋めよう。維新完遂のために覇を唱えたが、今となってはもうむなしい(ここで戦いをやめよう)。我が半生を振り返ってみると、功罪両様の跡が残ってしまった。泉下で一体どんな顔をして、照国(島津斉彬)公にお会いすることだろうか。


9/12 読売新聞



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