これまでに何度か、野鳥保護活動の紹介をしていますが、今年も雁の仲間のオオヒシクイが冬を過ごすためシベリアからやって来ました。
霞ヶ浦にはガンやカモ類を中心に様々な種類の渡り鳥たちがやって来ます。
中でも、国の天然記念物に指定されているオオヒシクイは、関東地方では唯一霞ヶ浦周辺で冬を過ごします。
北へ渡って行く春先の3月はじめごろまで、連なって飛んでいく情緒的な風景を、何度も見ることが出来ます。
今日は、そのオオヒシクイを観察に地元の小学3年生がやってきました。
毎年、市内の4校からオオヒシクイ観察会の要請があり、オオヒシクイの生体などの話をしたり、スコープや双眼鏡で観察をする1時間30分の授業です。
毎年のことながら、小学生相手のこの授業は楽しい。
なぜなら、大人では考えつかない疑問や質問が素直に飛び出す。
それに答えるには、反対にこちらが教えらることが多いからです。
今日も時間が足りなくなるほどの質問攻めにあいました。